6月19日(木)くもりのち雨らしい
深夜から朝にかけてのフットボールライフ。
日にちの感覚が薄れているうえ、朝昼夜の感覚さえもよくわからない。
目がやたらかゆい。
まつげがボロボロ抜ける。しかも長いのから抜ける。
このところの目のかゆさのおかげで、まつげが随分減った。
素の状態で真剣に鏡と向き合って落ち込む。
マスカラを付けて、鏡と向き合う。隙間のあるまつげをみて落ち込む。
日にちの感覚よりも深刻な悩みだ。
ちゃんと生えてくるのだろうか。
されどまつげなのだ。
下まつげはやたら元気。
それがまた落ち込みを誘い、重い心に拍車をかける。
早くサッカー終わればいいのにと心にも思っていないことを考えはじめたりもする。
理由を付けなくて良いモノに対して理由を付けようとし理由を欲する。
ネガティブな空気は現実の世界を覆い尽くしはじめる。
抜け出す手段はわかっていながら
その糸に手をかけようと、足をすすめることが出来ない。
人と会いたくない。
何もかも拒絶しようとする。
そんな時に、蜘蛛の糸を読む。
美しすぎる日本語で語られる、残酷とも取れる話。
少しの安らぎと少しの希望、そして邪心からの最悪の結末。
最悪な結末があろうともわたしはこの話が好きだ。
絶望感を味わうときもあれば
またとない美しい日本語に心安らぐ時もある。
安定なんてのは、たやすく手に入れることができうるものではない。