昨年、歴史あるお店が1軒消えました。
千里十里(ちりとり)というお店でした。
創業30年はオーバーしてたと思います。
事務所の至近距離、よい立地でした。
老朽ビルに1軒だけ残ったお店でした。
この、ちょいとヤレた風情が飲兵衛心をくすぐりました。
85歳のおかみさんが、鉄板の前で仕切っておりました。
鯨とキャベツを、にんにくゴロゴロの塩味で炒めたのは秀逸でした。
日本そばの麺を使った、焼きそばも美味しかったです。
ロクな写真がないので申し訳ありません。
サッポロのラガーなんてマイナーなのも置いてました。
独特の苦みがハマるんですな~。
サッポロの高知地区担当者の方は感動してました。
昨年おかみさんが亡くなると共に、お店も閉店しました。
そして、その敷地には賃貸マンションが・・・。
土地所有者にすれば、当然の土地有効利用でしょう。
しかし、もう、あの風情は楽しめません。
飲兵衛の勝手なコメントなんでしょうが・・・。
千里十里のおかみさん、ご冥福をお祈り致します。