日曜日に妹が来た時、一枚の写真を貰った。
それは両親の若い時の写真だった。
二人とも着物を着ていて、母は丸髷?を結っている。
勝手に想像してみると、どうも結婚した頃に写した写真らしい。
私が小さい頃、今のように、カメラは誰もが持っているものではなかったし、アルバムも一冊だけだった。
そのアルバムには貼っていなかった写真だった。
そのアルバムで、私が見た一番若い父は、私の5歳上の兄がまだ幼い頃、従姉たちと一緒に、みんなで浜で写した写真。
だから、今回貰った、そんな若い父の写真を見たのは初めて!
え~っ!こんな写真があったん?
今さらながら、誰でもこんな時があったんやなあ!と当たり前のことに感心し、時々取り出しては眺めているのである。
写真と言えば、もう一つ実家のお仏壇に祖父のガラス板の写真があったことを思い出した。
光りに透かして見なければ、見られなかった。
透かして見ても、写真みたいにすっきりとは見えなくて、一度も祖父がどんな人だったのか知らない。
あれを、スキャナーなどを使ってプリントできないかしらん?などと考えているんだけれど・・・