ひとりを楽しむ

がん、脳梗塞を経験したバツイチ。
残りの人生ひとりを楽しみたいと思っている
おばさんの記録です。

簡単な経理めも 5

2009年11月03日 | 経理
11月と言えば、確か簿記検定がある月ですよね。

さて、簿記を習い経理の実務をやって感じたことですが、簿記はまず「資産」「負債」→「資本」と
いう順番に説明がありますが、実際は「資本」があって初めて商売が始まります。

実は私は長い間この感覚が掴めなかったので「資産」や「負債」のことは理解できるけど「資本」のことはなかなか理解できませんでした。

簿記を勉強するということは、経理実務ができるようになることです。
だとすれば、細かいことももちろん大事ですが、実務で使えなければ意味がありません。

私はそういうことに気づいておらず苦労したので、敢えて書いてみました


※現在は「資本」とは言わず「純資産」と言います。
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簡単な経理めも 4

2009年10月20日 | 経理
本日はほんとに単純なお話です

普通預金に利息がついたときの仕訳は?

例えば普通預金に800円の利息が入金になりました。
この仕訳は‥

借方
普通預金800

貸方
受取利息800
とはなりません。

正しくは
借方
普通預金800
租税公課150
租税公課 50

貸方
受取利息1000

利息には20%の税金が徴収されていますので上記のような仕訳になります。

15%が国税、5%が地方税です
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簡単な経理めも 3

2009年10月17日 | 経理
今回は1のときにちょこっと出てきた「交際費」のお話です。

経理の重要な仕事のひとつに「会社の利益を計算する」ことがあります。
そんなの当たり前じゃないかと思われる方は多いと思います。
では、計算して出てきた利益に税率をかければ会社の税金の計算は終了!となるかと言えばそうはならないのです。

これは会社の利益計算と税金計算は微妙に違うからです。

「交際費」は会社の利益を計算する際にはもちろん費用ですが、税金の計算の際には費用とならないことがあります。

特に資本金が1億円を超える会社は交際費は全額費用とは認められませんので、交際費の計上には注意が必要です


※税金計算の場合は「費用」という言葉は使わず「損金」といいます。
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簡単な経理めも 2

2009年10月14日 | 経理
今回はちょっと脱線気味なお話ですが‥。

これはわりと女性によくあると思うのですが「1円単位の数字に細かい」。

これはもちろん経理にとって大事なことですが、時と場合によります。

例えば月末締めの会社だと翌月の半ばぐらいには試算表を出さないといけないと思いますが、経営者は月始めに試算表を見たい筈なのです。

しかし経理担当者としては、月始めにはなかなかちゃんとした試算表なんて出せませんよね。

こんなときは概算でOK
会社の規模や売上にもよると思いますが、千円単位ぐらいで出せれば大丈夫です。

早さと正確さの使い分けも、できる(?)経理の要素ですね


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簡単な経理めも 1

2009年10月12日 | 経理
昨日ご連絡しましたように「簡単な経理めも」を始めます

経理の基本中の基本と言えば「仕訳」ですね。

「仕訳」につきものなのは「勘定科目」。

そして「仕訳」をするときにまず悩むのも「勘定科目」。

特に販売管理費(販管費)の科目に悩む方も多いかと。

例えばガソリンは「旅費交通費」「車両費」「消耗品費」
などが考えられます。

大きな声では言えませんが、販管費の科目にはあまり意味はありません(但し、交際費については注意が必要。これは後日また)。

利益計算をするのに通信費と旅費交通費が入れ替わっていてもなんの問題もないというのはわかっていただけるかと思います。

大事なことは

・一旦決めた科目をころころ変えない

・明らかに間違いとわかる科目はともかく、先程のガソリンの例のように正解のないような科目にはこだわらない

こういうことに悩んでいるのは時間のムダです。
他にもっとやらなきゃいけない仕事ありますもんね


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