ひとりを楽しむ

がん、脳梗塞を経験したバツイチ。
残りの人生ひとりを楽しみたいと思っている
おばさんの記録です。

俳句ポスト 蝸牛

2022年07月29日 | 俳句

今回のお題は「蝸牛」でした。

初心者の部で入選。

画像はお借りしました。

 

頑なな殻を破りて蝸牛   柴桜子

 

実は次回から中級者の部で応募しようと思っています。

理由は夏井先生に見てほしいから(初級者は夏井先生の審査ではない)。

初心者の部では入選ですが、中級者ではきっと没が続くと思います。

けど、まあダメもとでがんばってみようかなと。

 

最近は父のことを詠んだ句を作っています。

今日もバスに乗りながら考えていると涙が出てきました。

なかなか立ち直ることは難しいけど時間が解決してくれるのでしょうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

母のところに行った話&株主優待

2022年07月26日 | 身辺雑記

2週間ぶりに母のところに行きました。

父が亡くなった日からちょうど2週間。

2週間前、昼間は母のところへ行き、

夜、父が亡くなりました。

 

母には父の死は知らせていません。

いつも私が帰ると母は「お父ちゃんはちょっと出かけてる」とか

「どこ行ったんやろ」とか言っていましたが、

今日は「ひとりや」と言いました。

そしてそれ以上何も言いませんでした。

なんとなく母はわかっているのだろうかと思ったりもしました。

 

母のことは大事にしなければと思ってはいるのですが、

やはり母のことは苦手です。

たった一人の肉親なのに。

でも、母を見送ることは私に課されたことなのでなんとかそれまでがんばろうとは思います。

 

オリックスの株主優待。

カタログから選べるのですが、今回はパスタを選びました。

もうほとんど食べてしまいましたが、なかなかおいしかったです。

オリックスの株主優待は廃止になることが決まっておりあと2回。

優待目当てで買っていたので優待がなくなれば考えます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひとりになりたいなあ

2022年07月21日 | 身辺雑記

父を見送ってから通常の生活に戻りつつあります。

 

火曜日は市役所と年金事務所に行って手続きを済ませました。

本来は母がやることなんですが。

葬祭費の請求、保険証を返して、市民税の精算。

戸籍謄本を請求して年金事務所に提出。

 

かなり終わりましたが、あとは家の問題もあります(借地のため)。

そして、光熱費の支払いをどうするかとか。

最後の病院の支払いもありますし。

 

もし、これでお葬式をやっていて私が喪主だったら

持たなかったと思います。

正直今は何もしたくないし、誰とも会いたくないというのが本音です。

ひとりで父を悼みたいのです。

 

いとこが心配して月曜日の夜に電話をくれたのですが、

私は電話嫌い。

極力メールで済むことはメールで済ましてもらいたいと思っています。

この日の電話でいとこが友人のケアマネに父が亡くなったことを言ったと聞いて

なんだかイヤになりました。

私は誰にも父の死を伝えていなかったので。

いとこにはお世話になって感謝しているのだけど、

いとこの考え方には理解ができないところが結構あります。

このケアマネとも仲良くしたくないと悪口を言いながら付き合っていますし、

このケアマネは最初、私の両親のケアマネになりたかったそうなんですが、

いとこが嫌だということで断りました。

それがまるで私が嫌がっているみたいになっているし。

それなのに最近はいとこがこの人がケアマネだったらよかったのにみたいなことを言うので

理解に苦しみます。

 

今回父が入院している病院にこのケアマネが様子はどうか聞こうと思ったと

いとこに言ったらしくそれを聞いて私は切れてしまいました。

どうしてほっといてくれないのかな。

このケアマネと私も両親もなんの関係もありません。

なのに何故ズケズケと入り込んでこようとするのか。

 

ああ、モヤモヤしていることを吐き出しました。

いとこには言えないし。

いとことも微妙な雰囲気になってしまったので。

とにかく今はひとりでいたい。

できれば家に籠っていたい。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

父を見送りました

2022年07月17日 | 身辺雑記

昨日、父を見送ってきました。

火葬場の空きがなかったため昨日になりました。

 

いわゆる、お葬式はせず直葬という形を取りました。

参列者はいとこ夫婦と私の3人です。

母には父の死は伝えていません。

母はまだ父がどこかに行っていると思っていて、

父が入院していることもわかりません。

父が入院してから父と母は1度も会っていません。

当初はほんとにこれでよいのだろうかと思いましたが、

母を病院に連れていって母の様子が変わってしまうと困るので。

 

いとこの旦那さんが車を借りてくれ火葬場に向かったのですが、

いとこの旦那さんもわりと高齢なのでナビの使い方がわからず

道に迷ってしまいました。

9時半集合と言われていたのに着いたのが9時50分近く。

かなり焦りました。

途中でタクシーを拾おうとしましたが拾えず。

もし、父を見送れなかったらどうしようと背筋が寒くなりましたが、

なんとか間に合いました。

 

花束と手紙と写真を棺の上に置き父は旅立ちました。

お骨を見た時は衝撃でした。

長い人生で初めての経験だったので。

お坊さんも呼ばず、戒名もありません。

これは母がまだ認知症でないころから家族だけで送ろうと

決めていましたので父も許してくれると思います。

 

火葬場では涙は出ませんでしたが、

帰りにいとこ夫婦が実家の前を車で通ろうと言ってくれたので

通ってきました。

父が60年住んだ家。

このときは涙が出ました。

母と会えなくて可哀想だったとまた考えました。

 

思えば父が入院する前、家で苦しそうに寝ているときに、

私は家に帰ってきて夜中泣きました。

そして入院してまた父の苦しそうな様子を見た日に

家に帰ってきて夜中に涙が出ました。

亡くなった時はこれで父も楽になったのだと考えると

むしろそれはよかったのではないかと考えました。

ただ、目が覚めると、ああ父はいないんだと思い、

父の入院していた病院に行った時のことが思い出されます。

 

正直、今はまだあんまり何もする気が起こりません。

仕事も穴を空けてしまいましたし、今週は依頼も来ています。

仕事をしている方が気がまぎれるかもしれません。

ただ、まだまだいろいろ手続きがあってゆっくりとはいかない感じです。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

父が旅立ちました

2022年07月14日 | 身辺雑記

12日の夜に父が旅立ちました。

 

11時前に病院から電話があって

かなり血圧が下がっており、心臓のグラフも直線のようになっていると言われました。

ただ時間も遅いこともあって明日行くことにしました。

仕事の予定だったので夕方にと言うと、できれば朝に来てくださいとのことで

朝なるべく早く行くことにして電話を切りました。

 

電話を切ったら涙が出てきました。

明日が最期かもしれないなあと思っていたらまた電話がかかってきて

心臓が止まりました。死亡ですと言われました。

医師に診断してもらってから確定しますのでということで別に明日来てもらっても構わない

と言われましたが、まだバスもあったのでそのまま行くことにしました。

 

いとこにも悪いなと思いつつ電話をして一緒に行ってもらいました。

霊安室に安置されていた父の顔は穏やかで綺麗でした。

その後、葬儀会社に電話をして車で迎えに来てもらいました。

それが午前1時過ぎ。

運ばれて行ったあと、お世話になった看護師さんと警備員の人に挨拶をして

病院を出ました。

そのときが一番泣けて来ました。

 

電車もないのでいとことどこかお店がないだろうかと歩き回りましたが、

結局カラオケボックスで始発まで時間を潰すことになりました。

 

死に目に会えないことは日曜日に覚悟していたつもりでしたが、

やはり会いたかったと思ったりもしました。

そして父は寂しくなかったのかなと思ったり。

 

6年前に父の認知症が始まり、その頃は気が短くなっていましたし、

お金のことばかり気にしていました。

投薬治療が始まり、私もそれまでは実家には何か月かに1回程度しか

帰っていなかったのですが、毎週お金を持っていくために帰るようになりました。

そうすると父も段々、機嫌がよくなってきましたし、

物忘れは相変わらずですが、そんなに症状が進むということもありませんでした。

 

ただ、去年あたりから転倒することが多くなりました。

介護が始まった頃はまだ自転車にも乗っていましたし、

自転車に乗らなくなってからでもしょっちゅう近所を歩き回っていました。

よくある歩き回って自宅がわからなくなったらどうしようかと思っていましたが、

そんなこともありませんでした。

 

転倒が多くなって急に弱り始めました。

冬あたりからほとんど家でも寝ているようになりました。

そして3月に救急搬送で入院することになりました。

 

最初に面会に行ったときはまだ何か話そうとして声を出そうとしていましたが、

声にはならず会話ができませんでした。

最初の病院では車椅子にも乗っていましたし、

その頃は特養に入れてとか、特養が空いていなければどうしようかと

病院の担当の人と話し合っていました。

 

結局、施設に入れるような状態ではないということになり、

最初の病院には6月の初旬までいて次の病院に転院。

その病院でもかなり状態は厳しい、

誤嚥性肺炎は克服できても寝たきりになりますと宣告されました。

 

6月の下旬に3つ目の病院に転院。

体力がなく栄養状態も悪いのでかなり厳しいですねと言われていましたが、

それでも2度危ない状態を乗り越えてくれたので

今回もまた乗り越えてくれるのではないかと思っていました。

誕生日が10月なのでそこまではと願っていました。

 

父は私の一番の理解者でした。

私の決めたことに異論を唱えたこともありません。

話をしていても楽しく入院してからは会話が全然できなかったことが悲しいです。

ちっともいい娘でもなく不肖の娘でしたが父は許してくれるでしょうか。

 

感情に任せて書いてしまいました。

お見苦しい文章お許し下さい。

 

病院に用意して下さいと言われて買った父の靴。

結局履くこともなく逝ってしまいました。

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

俳句生活 滝

2022年07月11日 | 俳句

俳句生活、今回のお題は「滝」でした。

画像はお借りしました。

 

滝迸る静かに見つめる猿   柴桜子

 

今回は「佳作」の上「人」でした。

 

大阪に箕面という場所があってそこは滝が有名です。

そして猿もたくさんいます。

ただ、行ったのは子どものときなので今はどうなっているかわかりませんが。

 

実は箕面の滝には今でも笑える話がありまして。

小学校のときに遠足で箕面の滝に行ったのです。

私と友達のA子が喋りながら歩いていました。

A子が「箕面の猿は悪いんやでー」と猿の悪口を言いました。

するとしばらくすると猿が追いかけてきて後ろからA子のトレパンを下にずらしたのです。

なんと猿は話を聞いていて怒ってそういう行動に出ました。

ただ、噛むとかケガをさせるとかでないところがすごいと思います。

A子は泣きそうでしたが、私は笑いをこらえるのに必死でした。

今でも私の人生で起こった出来事で断トツのおもしろい出来事だったと思っています。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

病院に泊まってきました

2022年07月10日 | 身辺雑記

昨日の午前中、また病院から父が危ないとの電話あり。

いとこに連絡して急いで病院に向かいました。

私の家から病院までは1時間半ぐらいかかり昨日は土曜日ということもあり、

なかなかタクシーがつかまらずイライラして涙が出てきました。

 

病院に到着したらいとこといとこの旦那さんが来てくれていました。

父は血圧が下がり呼吸も苦しそうなんですがなんとか頑張っていました。

数時間して看護師さんから泊まれる部屋があることを聞き私だけ泊まることになりました。

正直、家に帰りたかったけどなんとなく無言の圧力を感じて仕方なく。

 

部屋にはテレビもなく、突然のことだったのでスマホの充電器も持ってきていないし、

着替えも、メイク道具もそして朝と晩に飲んでいる薬も当然持ってきていません。

朝から疲れていたのですぐに寝付けるかなと思っていたのですが、

シャワーを浴びていないので体が汗でベトベトしていて寝付けません。

トイレも同じフロアにはなくいちいち違うフロアに行かなくてはなりません。

 

とにかく泊まったことを後悔しました。

夜中に何度か父の様子を見に行き、

6時過ぎに病院を出ました。

父はどうなるかわかりませんが、昨日長時間一緒にいたので死に目に逢えなくても

仕方ないかなと思うようになりました。

と、いってもがんばってほしいのですが。

 

HABAのプレゼントのブラシ。

これなかなか優れものです。

気に入っています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まださよならは言いたくない

2022年07月06日 | 身辺雑記

昨日、朝から期日前投票に行って仕事に行こうと電車に乗っていました。

乗換駅でスマホを見ると父が入院している病院といとこから着信がありました。

 

そしていとこからはメールも。

ちょっと危ないようなので病院に連絡して下さいとのこと。

すぐ、病院に電話すると朝から呼吸が浅くなって血圧も下がっているので

来てほしいとのこと。

どうしてもやらないといけない仕事があったので「夕方ではダメですか」と

聞くとできればすぐに来てほしいと言われ仕事はキャンセルして

病院に行きました。

 

到着して先生と看護師さんに説明を受けました。

栄養状態が非常に悪くきつい抗生物質も効かなくなってきたとのこと。

今日は朝からかなり危ない状況だった。

今日と明日が山かもしれないと言われました。

看護師さんによるといとこや私に連絡したときが一番危険な状態だったのこと。

しかし、血圧も上がってきたし酸素濃度も正常になってきました。

 

父に会わせてもらっていたらいとこが来てくれました。

いとこも私も泣いていました。

しばらくいて少し落ち着いたので帰ってきました。

 

家に帰っても外を歩いていてもふとしたことで父のことを思い出して

涙が出てしまいます。

なんにも父にしてあげられなかったなあ。

もう少しでいいからがんばってほしいなあ。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

俳句ポスト 薔薇

2022年07月02日 | 俳句

今回のお題は「薔薇」でした。

画像はお借りしました。

 

薔薇園の薔薇夥し薔薇に酔う   柴桜子

 

初心者の部の入選。

優秀句に入りたかったな~(涙)。

 

父の入院先の支払いに行って来ました。

18日間の入院で請求額は13万円。

あまりにも高いと思いよく請求書を確認したら

個室料金が請求されていました。

 

個室に入っていたのは知っていますが、

こちらが希望したことではなく病院側の都合なので

払う義務はないはず。

と、いうことで結局支払いは8万円でした。

気づかず言われたまま支払っていたらと思うとぞっとします。

5万円は大きいぞ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする