恋するダイバー もぐりんどのヒトリゴト

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バイクの盗難事件

2010-02-16 | バリ島生活
バリ島も物騒になりました。
”バリ島は比較的安全”とず~っと言われてきましたが、
最近はトランプ詐欺やパンク強盗、スリ、引ったくり等の他にも
凶悪な犯罪も少しずつ増えてきました。
去年の日本人女性殺人事件も記憶に新しいですね。

さて、今日はご近所さん宅で起きたバイクの盗難事件のお話です。
ヌサドゥア・ベノアのこの辺は繁華街のクタと違って、まだまだ田舎。
ちょっとそこまで、なんて言うときには、玄関のドアもあけっぱなし。
なので、夜も門は閉めても門に南京錠はかけなかったりしても、
特に問題はなかったのです、今までは。

ところが先日、まわりが寝静まった深夜未明のこと、
知人の家の敷地内に泥棒が侵入。
そしてオートバイが一台盗まれてしまったのです。
しかも、数台置いてあったなかの一番新しいやつで、
YAMAHAのミオという、オートマティックの最新バイク。

私はすぐに警察に連絡するように言いました。
ところが、無理だって…。
盗んだ現場を取り押さえないと、ぜったいに捕まらないそうです。

なぜかというと、盗んだバイクをそのまま乗っているヤツはいない、
すぐに分解してしまうので、警察にも見つけられない、というのです。

このオートマティック(こちらではマティックという)のバイク、
ここ数年で一気に普及したもので、特にミオは人気も高いのです。
ということは、このバイク、盗んだあとバラバラに分解して
それぞれスペアパーツとして売りさばけば
後に証拠も残らず、大儲け、ということなのです。

なにしろ、バリ島の庶民の足はまだまだバイクが中心。
どこに行ってもご覧のとおり、バイクであふれる駐車場。
街のあちこちにあるにバイクの修理屋さんへ持ち込めば、
いくらでも買い取ってもらえるのかもしれない。

平和神話も崩れつつあるバリ島。
皆さんも気をつけましょうね。
在住の皆さん、門の鍵はしっかりかけましょう。

そして観光客の皆さん、気軽にバイクをレンタルしていますが、
くれぐれも持っていかれないようにお気を付け下さいね。

コメント
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