モジリア

74歳のブロガー。ギネスを目指す!(^^)!
おじさんが読む「赤毛のアン」

東葛の文化と文学 志賀直哉「和解」

2013年03月22日 | 近くを訪ねる

13・3・22

千葉県文化功労者であり、日報詩壇の選者、

覇気主宰の中谷順子氏の著書

「房総を描いた作家たち」をネタ本に市川、松戸、柏、我孫子で

10コース設定、無手勝流で実施しました。

自治体にはそれぞれ研究施設があり、研究者がいることも分かり、

彼らに助けられながら、一応無事に終了しました。

 

自分の研究成果にしたがって文学散歩を実施するのではなく、

それぞれの研究者に語ってもらうことで文学散歩は成り立つ、という、

奥の手?と云える方法を編み出しました。

 

一回目は4月9日(火)我孫子の白樺派文学を歩きます。

志賀直哉の「和解」を中心に歩き、

白樺文学館の学芸員のレクチャーをお願いします。

 

父との確執から和解に至るまでが小説の主題です。

 

和解に至るキッカケにMの存在がある。

「暮れに隣り村に住むようになって度々往来する、

そして自分の心に良い影響を与えた」とある。

 

Mとは武者小路実篤ではないか、などと私の勝手な解釈を披露する。

こうしたある種の問題を提起することで、

参加者の間から議論が生まれればこの試みは成功と云える。