見覚えのない道を歩いていた。
ふと何か金属音を感じて
空を見上げると
一機のヘリのようなものが飛んでいた。
と・・
次の瞬間・・・
なんとそのヘリが一気に分裂し
まるで「カラス」の大群のように
あたりにパァ~っと広がった。
何百機になったのか
空がまっくらになるほどだ。
そしてその一機が
垂直に投下し
ものすごい光で爆発した。
所が 音がしない。
私は恐怖でふるえながらも
その光景を見つめていた。
次々にヘリが落下していく。
いや。。。
ヘリじゃない。
これは・・・
未確認飛行物体だ。
落ちても落ちても減らないその
不思議な固まり
それは気が付くと
私の方向に向かって来るではないか
私は走った。
走って走ってとにかく走り続けた。
後ろは振り向かない。
しかし その道は
家もなくビルもなく
ただ真っ暗な道だった。
振り返るとビル群があるのに
何故私の目の前には何もないのだろう?
と・・
人影が見える。
助けて!!!!
と 叫ぼうと思ったが
声が出ない。
すると、
その人影が見えてきた。
が・・・
それは まるで犬のように小さな
不思議な生き物だった。
表情はわからない。
周りを見渡すと
その生き物がだんだん増えてきた。
私は 取り囲まれたのだ。
宇宙からきたのか?
どこからきたのか?
君たちはいったい誰?
何を言いたい?
そんな気持ちのまま
目が覚めた。
不思議な夢だった。