どこかで誰かが

独り言をつぶやくように思いついたことを書きとめてみたいと思う。
モモの徒然日記なり。

卒哭忌

2010-07-04 14:04:51 | 日記
百日法要のことを卒哭忌とも言うそうですね。

百ヶ日が経った今、もう泣くのは止めて今日からは前を向いて歩いて生きていきなさいとい

った意味があると法要の後にご住職が教えてくださいました。

今日は父の百日法要の日でした。


不思議なお話。


厳粛な空気の中お経の始まる前にある出来事で参列した親戚に笑いが広まりました。

私は妙に笑いのつぼにはまりお経が始まってもしばらくは笑いを堪えきれず、生涯に又と無

い程、肩を震わせ涙を流し笑いをこらえるのに必死になっていました。

きっと不謹慎だとあとでお叱りを受けるかもしれないと考える一方で、父から『せっかく皆

が集まってくれたんだから笑って楽しいひとときを過ごしなさいな』と笑顔で声をかけても

らったような気がして『そうやね、みんなで楽しくお父さんのこと話題にするよ』と心の中

でつぶやいたのでした。

今朝、『今日は父に会える』とちょっと弾んだ嬉しい気分で家を出たんです。

父は確かにみんなと一緒にいたと思います。

そんな出来事の後にご住職の先のお話がありましたので泣く事を卒業する日『卒哭忌』がと

ても印象深い言葉になりました。



『お父さん、私たちは毎日を仲良く元気に過ごしていますよ。

 見守ってくれてありがとうね。…』