どこかで誰かが

独り言をつぶやくように思いついたことを書きとめてみたいと思う。
モモの徒然日記なり。

一束のかつお菜

2012-01-04 22:55:11 | 日記
元旦の朝、おせちを食べた後にお雑煮を食べるのが我が家のお正月の習慣であります。

まあ、どこのお宅もきっとそうですよね。

翌日2日のお昼頃に着くように私の実家に行き、おせちとお雑煮をごちそうになる。

これも例年のことであります。

3日はさすがにお雑煮はパス。

塩をした鰤が冷蔵庫の中に確かまだあったから4日の夜にまたお雑煮をしようと予定して

おりました。夕方、蒲鉾と博多雑煮には欠かせないかつお菜を仕入れに近所のスーパーへ

出かけました。1件目のスーパーにかつお菜見つからず、もう1件のスーパーへ直行。

ここにもない。かつお菜の無い博多雑煮はお雑煮じゃないよね…と私は思う口。

ちゃんとあごとしいたけ、こんぶ、かしわで出汁も仕込んで出かけたのに今夜は諦めねば

ならないのかと考えていた時、野菜コーナーに担当のお兄さんが陳列に来られました。

もしかしたらと『かつお菜はありませんか?』と尋ねたら、『今日まで市場がお休み

で、明日からしか入荷しないですよ』という返事。あ~、やっぱりね。

自称チャレンジャーのわたくしであります、かつお菜に変わる(かつお菜風の)緑の野菜

はないかと物色しておりましたら、先程のお兄さんから『お客さん、お客さ~ん』と声を

かけられ、振り向いた先には1束のかつお菜があるではありませんか。

『お、お兄さん、有難うございます。』

私に買われるのをまるで待っていたかのように1束だけ売れ残っていたのです。

望んでいた時に望んでいるものが手に入る、特に一旦もうだめかもと諦めかけた瞬間の

直後に一変してそういう状況になるという超ラッキーな感覚を味わったのでした。

めっちゃ、喜ぶ私の姿を見て、お兄さんも嬉しそうだった。(かつお菜1束でここまで喜

ぶひとあんまし見たことないと笑っていらしたのかも知れませんけど…)

今年に入って1番のハプニング。一束のかつお菜事件でしたとさ。

今日の教訓

最後まで諦めなければ必ず願いは叶うんじゃないかな…

買い物も楽しめるものだ…お兄さんとのやり取りが結構楽しかったもん。

                                   おしまい。