便り

少し前に郵便受けを覗いたら葉書が届いていた。
5月に入所した主人の母宛にお友達からのお便りだった。
在宅介護中は時折電話でお話していた様子で、
私も幾度か母のお友達と母と代わってお話したことがあった。
お友達の電話番号を知っていたので電話をかけて母の近況を伝えました。
コロナ禍の緊急事態宣言発出中は月に3回が限度で、
予約してドア越しに顔を見に行くような面会しか出来ていないけど、ドア越しの会話でよく食べて、よく眠れているとのこと。
夜も晩酌のビール１３５ｍｌ1本は欠かさず頂いているらしく、元気に92歳の日々を過ごしています。9月の初めに面会予約をしているので必ず、お便りは母に届けますね。
と伝えた。
もう一人の母のお友達にも久しぶりに電話をしてみた。
施設に入所してあるけど、携帯を持ってあるので直接お話できた。
入退院が続いていたそうだけど、今は施設に戻ってあった。以前は自分でレストランにも歩いて行けてたけど、今は車いすで介助が必要な状態になっているとおっしゃった。
以前に比べると会話が聞き取りにくいところがあったので、おそらく脳梗塞の後遺症かもしれないと感じた。
母のお友達二人と会話出来たことを今度の面会の時に伝えようと思う。
若い時代を共に過ごした友に連絡を取ることが難しくなった母とお友達を繋ぐことが出来た気がしてなんだか私の心も穏やかになった。