手作り「うぐいす餅」

お彼岸だからなのか、急に、亡くなった父方の祖母との思い出の食べ物を作らなくてはいけない気がしました。

祖母の得意料理、ちくわぶ入り筑前煮風の煮物。
それに、私が一度だけ作ってあげた、うぐいす餅。

うぐいす餅は、本当に喜んでくれたのを覚えています。


粒あんが好きだから、その時は手作りの粒あんで作ったけれど、柔らかいお餅とは違和感があったので、今回は、こしあん作りから始めました。

あんこ作りは嫌いじゃないので、楽しんで作ったけれど、買ってくるよりは手間が掛かる。
手間を掛けて作ったこしあんだから、求肥も気合を入れて練る、練る、練る・・・。
そしたら、水分が減ったようで、チョッピリ量が少なくなっちゃった。

うぐいす餅を作っても余った、こしあん。

お彼岸なので、もう一品、ぼたもちも作りました。

今日は、豪華なおやつです。

「おはぎ」と「ぼたもち」。
同じものなのに、季節によって名前が違うのが面白いですよね。

春は、牡丹の花の「ぼたもち」。
秋は、萩の花の「おはぎ」。

だけど、「花より団子」の我が家では、名前より味が重要です。

麩がたっぷりのゴハン

今日のお昼ゴハンは、お母さんが作った、おいなりさん。

だから、おかずも和風にしましょう。


なぜだか、おかずは一切作らないお母さんは、「お汁は作るね」って言ったきり、結局何もしないで出掛けていく・・・。


どうせ自分で作るなら何かに拘ろうと、京都のお土産の湯葉や麩をとことん使ってみました。

お麩尽くしの献立です。

お麩の卵とじ、お麩の酢味噌和え、筑前煮風煮物(ちくわぶ入り)、湯葉と青菜のお浸し、それに写っていないけど出汁がとても美味しいお汁(これもお麩入り)。

これでもかって程、お麩を食べました！

出汁もしっかり取ったから、結構美味しく出来たと思います。
何より、私はお麩が大好き～♪

いっぱいお麩を食べて、「満足、満足」なお昼ごはんでした。