人生初の沖縄旅行で一番美味しかったのは、「八重山料理 潭亭」のお料理。
初日で運転に自信がなかったからタクシーに乗ったのだけど、運転手さんに「ずいぶん変わったとこへ行くねぇ、聞いたことないよ」って言われて「大丈夫かしら?」と不安になりつつ着いたのは住宅街の中でした。
お店っていうより、よそのお宅って感じ。
最初は前菜の盛り合わせ。
豆腐ようや、ゴーヤゼリー、へちまなど、沖縄食材がいろいろ使われています。
食前酒は、ご主人が一人一人のイメージにあわせて選んでくださった果実酒の泡盛バージョンみたいなものでした。
写真は、ハイビスカスのような赤い花を漬けてある可愛い色のお酒。
続いては、漬物の盛り合わせ。
島ラッキョウや赤花、ゴーヤまで漬物になっています。
私は、特にゴーヤの漬物がお気に入り。
苦さはなく、梅の香りがして爽やかなお漬物でした。
炊き合わせも、沖縄の食材がたっぷり。
緑のオオタニワタリや、黄色い島人参、レンコンを縦に切ったみたいな形の不思議な茎などなど、飛竜頭の中にはウイキョウも入っています。
どれも薄味ですが出汁がよく効いていて、食感もよく、本当に美味しかった。
手の込んだお料理で、なかなか食べられないものじゃないかな。
(ちなみに「『オオタニワタリ』って、観葉植物のアビスに似ているなぁ」って思ったら、オオタニワタリの園芸種がアビスでした)
見た目は地味だけど、とっても美味しかった田芋のお料理。
貝柱のようなものと、椎茸らしきものなど色々入っていて、噛めば噛むほど美味しいんです。
こちらのお店で出てくる食器は、どれも個性的で素敵。
ご主人にお聞きしたら、読谷やちむんの里を作られた偉い大学の先生の作品らしい。
なるほど、納得。
いろんな所で食べたけど、ピカイチだったジーマミ豆腐。
ごま豆腐のピーナッツバージョンみたいな感じ?
とても滑らかで、コクがあるけど、しつこくないんです。
かけてある出汁醤油のようなものも上品で、他とは全然違いました。
お汁。
牛乳みたいでビックリしたけど、ジーマミ豆腐同様にピーナッツで作られたものだそうです。
コクがあって、とっても美味しい!
イカの燻製。
ビックリするほど分厚いイカ。
食べると柔らかくて、燻製の味が効いています。
焼き物など。
素揚げした田芋、豚肉の上に胡麻をのせたもの、昆布巻き、かまぼこ、オオタニワタリの炒め物。
田芋は初めて食べたけれど、素揚げにしただけでも美味しいです。
海老芋を力強くしたような、野性的な味っていうのかしら?
昆布巻きには、カジキを使うのが一般的らしい。
東京は鰊が定番で、味も甘じょっぱく味付けするけれど、こちらは上品な薄味でした。
「うちの蒲鉾は卵が多めです」とご主人が仰っていましたが、噛むと魚の旨みがギュッと出てきます。
普段食べる蒲鉾と魚の種類が違うからなのかなぁ?
苦菜の白和え。
初めて聞く「苦菜」ですが、名前の通り苦い菜っ葉。
白和えの衣は甘ったるくなく、苦菜と合わせると大人の味でした。
ご飯もの。
彩飯は、お腹いっぱいでもサラッと食べられちゃう。
「お好みで」って言われて出された胡椒は、なんと自家製。
胡椒がお庭で取れるなんてビックリです。
普段使っているものよりも香りが良いから、たくさん使ってしまいました。
デザート。
パイナップルとお餅。
パイナップルも、さすが沖縄!美味しいです。
お餅の下に敷いてあるのは月桃。
とても香りがいい葉っぱなのですが、温かいお餅の熱で、香りがより一層強くなります。
どれもこれも、本当に手の込んだお料理ばかり。
出汁が効いているから、薄味なのに美味しいんです。
お野菜も沖縄らしいものばかりで、「沖縄料理を食べたぞ!」って大満足。
おまけに、健康になれそうですよ。
8400円とチョットお高めですが、その価値は十分ありだと思いました。
大人の沖縄旅行で贅沢するなら、絶対オススメのお店です。
帰りにお料理を作られている奥様にお会いしましたが、お料理同様、柔らかく優しい印象でした。
お料理って、人柄が出るものですからね。
初日で運転に自信がなかったからタクシーに乗ったのだけど、運転手さんに「ずいぶん変わったとこへ行くねぇ、聞いたことないよ」って言われて「大丈夫かしら?」と不安になりつつ着いたのは住宅街の中でした。
お店っていうより、よそのお宅って感じ。
最初は前菜の盛り合わせ。
豆腐ようや、ゴーヤゼリー、へちまなど、沖縄食材がいろいろ使われています。
食前酒は、ご主人が一人一人のイメージにあわせて選んでくださった果実酒の泡盛バージョンみたいなものでした。
写真は、ハイビスカスのような赤い花を漬けてある可愛い色のお酒。
続いては、漬物の盛り合わせ。
島ラッキョウや赤花、ゴーヤまで漬物になっています。
私は、特にゴーヤの漬物がお気に入り。
苦さはなく、梅の香りがして爽やかなお漬物でした。
炊き合わせも、沖縄の食材がたっぷり。
緑のオオタニワタリや、黄色い島人参、レンコンを縦に切ったみたいな形の不思議な茎などなど、飛竜頭の中にはウイキョウも入っています。
どれも薄味ですが出汁がよく効いていて、食感もよく、本当に美味しかった。
手の込んだお料理で、なかなか食べられないものじゃないかな。
(ちなみに「『オオタニワタリ』って、観葉植物のアビスに似ているなぁ」って思ったら、オオタニワタリの園芸種がアビスでした)
見た目は地味だけど、とっても美味しかった田芋のお料理。
貝柱のようなものと、椎茸らしきものなど色々入っていて、噛めば噛むほど美味しいんです。
こちらのお店で出てくる食器は、どれも個性的で素敵。
ご主人にお聞きしたら、読谷やちむんの里を作られた偉い大学の先生の作品らしい。
なるほど、納得。
いろんな所で食べたけど、ピカイチだったジーマミ豆腐。
ごま豆腐のピーナッツバージョンみたいな感じ?
とても滑らかで、コクがあるけど、しつこくないんです。
かけてある出汁醤油のようなものも上品で、他とは全然違いました。
お汁。
牛乳みたいでビックリしたけど、ジーマミ豆腐同様にピーナッツで作られたものだそうです。
コクがあって、とっても美味しい!
イカの燻製。
ビックリするほど分厚いイカ。
食べると柔らかくて、燻製の味が効いています。
焼き物など。
素揚げした田芋、豚肉の上に胡麻をのせたもの、昆布巻き、かまぼこ、オオタニワタリの炒め物。
田芋は初めて食べたけれど、素揚げにしただけでも美味しいです。
海老芋を力強くしたような、野性的な味っていうのかしら?
昆布巻きには、カジキを使うのが一般的らしい。
東京は鰊が定番で、味も甘じょっぱく味付けするけれど、こちらは上品な薄味でした。
「うちの蒲鉾は卵が多めです」とご主人が仰っていましたが、噛むと魚の旨みがギュッと出てきます。
普段食べる蒲鉾と魚の種類が違うからなのかなぁ?
苦菜の白和え。
初めて聞く「苦菜」ですが、名前の通り苦い菜っ葉。
白和えの衣は甘ったるくなく、苦菜と合わせると大人の味でした。
ご飯もの。
彩飯は、お腹いっぱいでもサラッと食べられちゃう。
「お好みで」って言われて出された胡椒は、なんと自家製。
胡椒がお庭で取れるなんてビックリです。
普段使っているものよりも香りが良いから、たくさん使ってしまいました。
デザート。
パイナップルとお餅。
パイナップルも、さすが沖縄!美味しいです。
お餅の下に敷いてあるのは月桃。
とても香りがいい葉っぱなのですが、温かいお餅の熱で、香りがより一層強くなります。
どれもこれも、本当に手の込んだお料理ばかり。
出汁が効いているから、薄味なのに美味しいんです。
お野菜も沖縄らしいものばかりで、「沖縄料理を食べたぞ!」って大満足。
おまけに、健康になれそうですよ。
8400円とチョットお高めですが、その価値は十分ありだと思いました。
大人の沖縄旅行で贅沢するなら、絶対オススメのお店です。
帰りにお料理を作られている奥様にお会いしましたが、お料理同様、柔らかく優しい印象でした。
お料理って、人柄が出るものですからね。