アンネのバラです。
戦禍で日記を書いていた少女です。
素晴らしい女性になったと思われますが、
残念なことに、大人にはなれませんでした。
大人になった姿を想像しても、出来ません。
このバラは、咲き始めから咲進むと色が変わります。
同じ花が無いのも特徴です。
少女のアンネが、大人の様であったように、一つの顔ではないのです。
赤でもピンクでもオレンジでもない色です。
どんな色の大人になったのか?
大人になれなかった少女は、どんな色にも成れなかったからです。
可愛らしい姿ですが、中心は、熱く燃えている様に見えます。
咲き終わる頃になっても、最後まで上を向いています。
凛とした姿を見ていると、涙が溢れそうになります。
とても強いバラです。
玄関脇で大きくなりすぎて、時期では無いのに植え替えてしまいました。
夏の日照りに水もあげず、ほとんど枯れてしまいました。
数枚の葉があるので、抜き取りはせずに放置していました。
昨年は花を観れず、もう、ダメかな・・・・・
今年は、少しですが花が咲いてくれました。
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