紅葉してるブラシの木に、花が咲いていました。
季節を間違えて咲く花は、美しいけれど、悲しくなります。
花を咲かせなければならない、生命の危機を知らせているからです。
昨年の夏は、記録的な酷暑でした。
10月になっても、厳しい残暑が続いていて、秋が来ません。
11月になると台風が来て、落雷が多かったです。
ゲリラ雨が止むと、急に冷え込んで、冬になってしまいました。
でも、日中は25度を越す夏の暑さになって、植物は蒸されてました。
日が短い時期なので、陽が沈むと急激に冷え込み、10度まで下がって、
朝方は霜が降りました。寒暖の差の激しさに参りました。
12月になると、強風が吹き荒れて、寒さを厳しく感じました。
1月になれば、寒さに慣れて、穏やかに感じるのに、
今年は、風が強い日が続いています。
寒さに強いガーデンシクラメンの葉が、強い寒風に元気を失くしてます。
でも、蕾と新芽は次々と控えています。
クリスマスローズの蕾を見つけました。
早い年では暮れに咲き、クリスマスの名の由来の花だと思いました。
椿の蕾も固く、やっと最初の花を見ました。
中型のバラのカレンが咲き続けています。蕾もまだまだあります。
紅葉しても葉は落葉してないので、カラーリーフとして、観賞できます。
ミニバラのグリーンアイスは、色を変えて咲いています。
バラの葉は、夏の暑さに枯れて落ちました。暑すぎる夏は、冬と同じ。
秋に新芽を出したので、冬でも葉が付いているから、花が咲いてるのでしょう。
季節はずれに咲く花を見ると、「いつだって良いんだ、花を咲かそうよ!」
辛い事があっても、ジッと我慢して生きて、いつか花を咲かそうよって、
言われてる気になります。
人生に花を咲かせ事ができるのなら、歳なんて関係ない。
今からでも、花を咲かせて見せようよ。
狂い咲き・・・なんて、言われたい。