喫煙の想い出
そうだなぁ・・
私がタバコを吸い始めたのは20歳頃だった・・
先輩の前ではタバコを吸う事は原則できず
「オス、タバコ失礼して宜しいでしょうか・うんいいぞ」この許可が出て始めて吸える
そんなやりとりを見ていて二回生になって二十歳(ハタチ)となり6畳一間で
一人暮らしを始め・友が忘れていったセブンスターを一本失敬した時の事である。
クラクラっときた・何だこれ・・この感じ・いいぞ
それから友へコレ忘れたぞ・と言い、一本もらったからな・と云うと
お前が吸うってか・・目面しいよな・いいよそれ一箱あげると言われた
それから32歳頃まで吸っていた
・・
休煙しようと思ったのは
吸いたくもないのに手が行く、で
吸って見て美味しいわけでもない・・
毎日一箱・どうしても買ってしまう
そんな自分が見えないものにコントロールされているような感じが すごく嫌になってきた
でも禁煙はとても難しい、それで休む・いづれ吸うのだと考え「休煙」を友に宣言し
最後のキャビン→ マイルドキャビンの一箱・・で、もう自分では買わないことにした・・
それから友は・あれ お前どうしたんだ。禁煙したんか
いや禁煙はしてない・・休煙をしてるのだ
そうかホラ喫えや
一本渡されて火を点け吸うと
喜び。おう、禁煙失敗したな・馬鹿にして笑う
そんな事が何度かあったなぁ 若い頃・・
要するに周りに配慮し徐々に本数を減らして行くと
その内ニコチンが体内から出て行く、そうすると3メートル離れて吸っていても
「コホン コホン」と咳が出る様になる
ここまで来たら しめたもの
実質的に禁煙に成功したのだ
◇
タバコが体に悪いか→ 当たり前である。体に悪い
さて
この新型コロナに対してどうか
喫煙者は肺の奥に煙を入れてその内 本人の肺はマクロファージが発動し防御体制に入る
ある意味ウイルスをブロックする体制が既に整っているわけだ
でも、禁煙を始めて成功し5年から8年位のうちはそのマクロファージブロックがなくなって
ある意味無防備な普通の方よりも不利な状態に近い
そうするとむしろ非喫煙者よりもこのウイルスに羅患されやすくなり要注意となるのです。
まぁ 止めて何十年も経っている方は全く正常な肺に戻り問題はないと思うが、つい最近まで
喫煙していた方はパルスオキシメーターを手に入れ経皮的 動脈血 酸素飽和度を自分で測り
90%以下でしたら医師のオンライン指示を受けた方が良い
PSR検査よりも精度がよく人の集まるウイルスの巣とも言える病院で、待って自分の身体を
危険にさらすことの方が怖い
今はオンライン診療で問診が出来るようになってきているので、内容を聞けば安心で来ると
云うことです。