１.２メートルじゃけん

　気象庁のひと、「おおげさにさわいでスマン」と謝っとったのう……。

さすがに３メートルはなかったけれど、それでもまちがいのう津波はきたけん。

それも１メートルこえる大きいのがのう……。

津波も実際の映像を見るようになって、その仕組みがだんだんわかってきたけん。

ＳＦ映画やマンガみたいな大きい波がくるんでのうて、海面が盛り上がってせまってくるいうんがのう。

大きい波をかぶるより潮位があがって押し寄せるほうがエネルギーとしては大きいいうコトかのう。

なにしろ水の質量は１立方メートルあたり１トンじゃけん。

今回も現実にノリやカキの養殖に被害がでたし、冠水したトコロもあるワケじゃけん、１メートルの津波もちいそうないけん。

じっさいに体験せんと理解できんのかもしれんけれどのう、気象庁にはこれにこりずにいろんな事態を想定した発表で、被害を最小限に抑えてほしいもんじゃけん。