ワケあって樋口一葉を読むコトになったけん!。
もちろん絵本のネタじゃけん。
で、それに先立っていろいろ調べてみたんじゃが、この薄幸の美人小説家さんのフシギなエピソードがあるけん。
一葉の父親が健在のころ、夏目漱石の父がその上司だったらしいけん。
その縁で、一葉と漱石の長男の縁組みのハナシがあったとか……。
結局、破談となったそうじゃが、場合によっちゃあ義理の親子で紙幣の肖像になったかも知れんのじゃのう。
とにかく樋口家は没落、一葉はまずしい生活を送りながら小説を書いていくワケじゃけん。
その舞台は下町。
これからは谷根千あたりに取材にいかんとのう。