ふしぎの国のアリス (吹き替え) - 予告編
絵本作家フェスタでフライヤーを描かせてもろたんじゃが、
アリスがモチーフと気づいてもろて、ホッとしとるわし……。
ちうのも、アリスを描くためにいろいろ下調べをした甲斐があったけん。
たとえばのう、実在のアリス・リデルは黒髪のおかっぱアタマでのう……、
ディズニーのアニメとはまるで違うとるけん。
もともとアリスを金髪にしたんは、挿絵画家のジョン・テニエル。

あのイメージが定着して、それをディズニーが踏襲したワケじゃけん。
わしはどちらかっちうとアーサー・ラッカムの方が好きで、このガーリーなアリスのイラストは〜、
わしが絵本を描くきっかけでもあるけん。

ルイス・キャロルは写真を趣味にしとってのう、アリス・リデルのポートレートを何枚も残しとるけん。
その表情はどれもふてくされとってのう、ハツラツとしたイメージとはまるで違うけん。
コレは、アリスがルイスのコトをキモいおっさんと思うとったからだとか……。
まーそうこうあって、わしが描いたアリスはこ〜んなカンジ。

いや、もちょっとマジメに描きましたけん……。