ヒーロー登場じゃけん

　映画「ロボコップ」が公開されたとき、石ノ森章太郎は冗談めかしていうたそうじゃ。

「こんなん、わしが何ねんも前にやっとるけん（訳）」

もちろん名作「ロボット刑事Ｋ」のコトなんじゃが……。

それよりはるか以前に、近いコンセプトで人気を博したＳＦマンガがあったけん。

それが「エイトマン」じゃ！。

原作者の平井和正は２０１５ねんに亡くなっとるんじゃが……、

マンガを描いた桑田二郎センセイが亡くなられましたけん……。

特徴的なシャープな線で、同時代のどの作品とも違う、洗練されたスタイリッシュなマンガでしたのう。

あるイミ、いまのマンガやアニメの表現の先駆けとなったひとじゃ。

合掌！。

パッシブセーフティーじゃけん

写真はじっさいの事故とは関係ないけん。

　こないだ川崎の湾岸線でおきた事故は痛ましい限りじゃ……。

なんの落ち度もないご夫婦が犠牲になってしもうたけん。

加害者の行為は許せんし、あんなヘタクソはハンドル握る資格がないけん！。

ポルシェ乗る前に腕磨け！。

そー、そのポルシェのハナシじゃ。

事故の加害者を擁護する内容じゃあないけん。



みんなあの事故の報道で、違和感なかったかのう？。

追突されたクルマはふたり亡くなっとるのに、あの加害者はぴんぴんしとるけん。

ぶつかった衝撃は同じはずなのに、ダメージの受け方がまるで違うけん。

これがドイツ製スポーツカーのすんばらしさじゃ！。

衝撃を分散させて、乗員を守る基本的な設計が徹底されとるけん。

この技術は一朝一夕に作られたもんでのうて、これまでの事故を研究して得られたものじゃ。

そう、ポルシェいうたらハリウッドスターの命を奪ってきた歴史があるけん。

そのイメージを払拭するため、受動的安全性能には注力してきたけん。



ザンネンなんは、そんな技術がバカドライバーにだけ享受されとったコトじゃ……。

もうあんな事故は、２度とゴメンじゃけん。