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塗料を足らす。よくない言葉


下塗りや中塗りをしていて
塗料が足らない事があります。

それは、単に塗料発注ミスだったり
壁がすごく塗料を吸い込む壁だったり
表面の模様がすごく塗料を喰ったり

様々な理由があります。


ここでほとんどの業者90パー以上の業者が
塗料を「足らそうとします」

「足らす」とは、伸ばして薄めるとか
塗る時に力を入れて、こするように
塗るとかするとあまり塗料を使わないで
塗れます。

途中まで塗ってくると塗料が足らないのがわかって
きます。

だけどここで足らして塗ろうとすると後で
不具合が起きやすいのです。

はげたり、色あせが早かったりします。

なぜ90%以上の業者が足らそうとするかと
言うと、

まず塗料を頼まなければならない。
頼んだら塗料が来るのを待たなければ
ならないので、作業中断

日数がかかります。

それに塗料代もかかります。

そうすると完成が遅くなり、職人の手間も
無駄が多くなってしまいます。

完成も遅くなると集金も遅くなります。

だからみんな足らそうとしてしまうのです。


実は私どももそうでした。
下請けの仕事をしていた時は…

でも今は「足らす」という事は
しません。

みな、色々違うメーカーの塗料使うとその現場
だけにしか使えないので、余ってももったいない
ので、少なめに取って足らすと言う事を
してしまいがちです。

うちでは日本ペイントに絞って
下塗りもいいと思える物を2つに絞って
使っています。

だから、塗料が余ってもすぐ次の現場に
使えるので、いつでも在庫をもっています。

塗料が足りなくなっても、材料置き場に置いて
あるので薄めて使用したりしません。

これは結構な強みだと感じています。



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