現場で日々行っている事などを公開しています。
千葉、松戸、柏、市川、流山周辺での塗装歴24年の一級塗装技能士による建築塗装現場日記(繁忙時期は更新できません!)
本日の作業です。破風板や細かい部分とひび割れの埋め残し等です。
今の現状です。
今まで、ずっと15年間外壁塗装をしてきましたが、
このようなタイプの破風板はあまり見た事がありません。
似たようなタイプはたまにありますが。
表面に耐久性の良い物がコーティングされているか、
耐久性の良いビニールが貼られているかのどちらかだと思います。
それが劣化してハゲています。
ハゲているところ、はげかけている所をはがせるだけ
ハガし塗装します。
この素材は密着が良くないと思われますので
特殊な接着材を入れ、密着を強くします。
まずは破風板のケレン(削り)からです。
ここからミッチャクロンと言うものを塗ります。
透明なのでわかりにくいですが、
とても密着力を高める物です。
これを破風、雨樋、手摺に塗りました。時間にして50分位
透明で粘度も低いのでラクラクに塗れます。
これから細かい所を塗ります。
屋根の割れている所を補修します。2箇所だけなので、通常の塗り替えより補修が少ないです。
↓拡大
↓補修
↓拡大
壁の割れの埋め残しを埋めます。2箇所だけなので意外と少ないので安心です。
屋根の仕上げですね、
あと一番劣化してしまう、正面の破風です。
黒色で熱を吸収するのと、風が結構吹いていたので
10分ほどで乾きました。
この正面だけはローラーで塗れるので1回5分もあれば
塗れますのでとりあえすローラーで4回塗りましたが、段差が
どうしても消えません。
このようにある角度から見ると
光の加減で段差が見えてしまいます。
パテをしごくと言う手もあるのですが
パテだと密着が良くないのでポロっと
取れる可能性が高くなるので、あと数回
塗って見てなるべく段差が見えないようにします。
このあとシートを外し本日は終了しました。
あとはベランダの防水トップコートと
外壁にペンキの垂れた所の確認をして
清掃して、細かい部分や気になるところを
チェックして終わりになります。
ご主人様に確認をいただくのは多分日曜に
なると思いますので、日曜に終了する形に
なりそうです。
尚、物置の後ろは足場を解体したあとでないと
動かせませんので、解体する日に塗装します。
物置の後ろも、スコッチやペーパーで削り
シーラーを入れ、中塗り、上塗りとちゃんと
しっかり工程を踏み塗装しますので
ご安心ください。
何かございましたら、現場の職人、または
私にご連絡頂ければと思います。
よろしくお願い致します。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )