
お焼香だけでもという思いで、ご葬儀へ伺いました。
都内の、初めて知ったお寺さまにて、一般のお焼香の開始まで、待合となっていた書院の広間で待たせていただきました。お焼香に駆け付けた方がいっぱいで、どうやら書院に入れずにずっと外で待った方も多かったらしいほど。
遠慮して縁側廊下に座ったら、かえってすばらしい新緑のお庭が目の前。おおきく枝を広げた古木の紅葉のいかにも柔らかそうな若葉が、ときどき風に練られて、そうすると開け放たれた縁側から広間まで、風がゆっくり吹き抜けました。
お経の間も、新緑が、裏から透かしているのかと思うような陽に耀いたり、さっと翳ったり。
禅寺の枯山水のお庭なのに、紅葉季にはどれほど素晴らしいかと思われるみごとな紅葉ですが、そうしてじっと待っている間に、だんだん心持ちが落ち着いていく、やはり禅寺のお庭なのかなと思ってみたり。
無心にお経を聞きました。
順にご案内いただいてまた並んでお焼香をさせていただいて、またしばらくお庭などを拝見しながら待って、出棺をお見送りさせていただいて帰ってきました。
ちょっと見込みより時間オーバーして後がバタバタになってしまったけど、伺ってよかったです。
都区内にこんなお寺さまがあったとは知りませんでした。こういう空間が、どうかこれからも維持されていかれますように。
都内の、初めて知ったお寺さまにて、一般のお焼香の開始まで、待合となっていた書院の広間で待たせていただきました。お焼香に駆け付けた方がいっぱいで、どうやら書院に入れずにずっと外で待った方も多かったらしいほど。
遠慮して縁側廊下に座ったら、かえってすばらしい新緑のお庭が目の前。おおきく枝を広げた古木の紅葉のいかにも柔らかそうな若葉が、ときどき風に練られて、そうすると開け放たれた縁側から広間まで、風がゆっくり吹き抜けました。
お経の間も、新緑が、裏から透かしているのかと思うような陽に耀いたり、さっと翳ったり。
禅寺の枯山水のお庭なのに、紅葉季にはどれほど素晴らしいかと思われるみごとな紅葉ですが、そうしてじっと待っている間に、だんだん心持ちが落ち着いていく、やはり禅寺のお庭なのかなと思ってみたり。
無心にお経を聞きました。
順にご案内いただいてまた並んでお焼香をさせていただいて、またしばらくお庭などを拝見しながら待って、出棺をお見送りさせていただいて帰ってきました。
ちょっと見込みより時間オーバーして後がバタバタになってしまったけど、伺ってよかったです。
都区内にこんなお寺さまがあったとは知りませんでした。こういう空間が、どうかこれからも維持されていかれますように。