今年読んだ本は46冊となりました。
数をかせいだのは、アニメからはまったライトノベルでした★ でも、奥行のある物語だったのではまったのだと自負してはおるのですが
『茶室』 リシャール・コラス
『十二神将変』 塚本 邦雄
『日本のかなしい歌100選』 林 和清
『アンと幸福』 坂本 司
『茶室』。これぞ、『利休にたずねよ』の現代版でしょうか。あるいは川端康成『千羽鶴』系? 茶道がらみの恋愛小説って、どうしてこう官能的というか普通に言う官能的と違う線というか。美意識が研ぎ澄まされ過ぎてしまうのかしら。。。いやぁでもちょっと常軌を逸れていくところがないと、小説としておもしろみがない、力がないといえばそれまで★
それにしても、『茶室』は過去に例がないほど茶室建築やお点前の細部が逐一記述され、それが精神的な何かや美的な何かである、「手に取る」「畳む」「清める」というだけではない行為なのだと記述されます。だからこそ繊細で追い詰められていく愛情が、非現実的と切り捨てられない手触りを持つのでしょうか。そうですねぇ、ある意味、主人公は“茶室”なのかもしれません。だからこのタイトル…。
『十二神将変』、これもお茶が登場する小説として手に取り、これも、ビックリな展開。。。 えっ? は? と思いながら、楽しく読みました。
こういう耽美な世界、決して嫌いではありません 歌人塚本邦雄氏。こういう小説書いていた!? 知りませんでした~。すこし他も読んでみたいキモチ。
その流れと、年賀状の歌に困り、図書館で和歌の棚を漁りました。上代から近代まで、塚本邦雄氏の歌も一首登場する和歌の本を1冊通読。大河ドラマ「光る君へ」の流れもあり、久しぶりに和歌の世界にすこし浸りました。
友人お勧めの『アンと幸福』は、和菓子のシリーズです。
『薬屋のひとりごと』(1~15) 日向 夏
『辺境の老騎士』IIIバルド・ローエンと王国の太子,IVバルド・ローエンと不死の将軍,Vバルド・ローエンと始祖王の遺産 支援BIS
『うちの執事が言うことには』4~9、EX 高里 椎奈
『遠い町から来た話』『内なる町から来た話』 ショーン・タン
アニメやマンガでハマり、先が待てない私は、読める限りまで小説で読んでしまうのでした。。。 あなどれず、ライトノベルズ。
薬屋は、身近な食べ物の隠れた毒性を活かした推理ものな感じが楽しく一気に最新刊まで。アニメを観ただけの息子とは、もはや話が合いません。
『辺境の老騎士』も食べ物と旅が面白かったのですが、さいごの方なんかゲドのような世界に行ってしまいびっくり。
『うちの執事』も執事を使う階級の苦労が面白く次から次へと読みました。
運動のために、近くのツタ〇さんに往復歩いて、コミックスを借りて読む、ということを始めました。なので、本のほかにマンガをけっこう読んでいます。『黒執事』も。続き気になる
あと読んでみたかったけれど至らなかったのは『狼と香辛料』。アニメを観ていましたが、経済や宗教をけっこうしっかり取り込んだ、中世の雰囲気が魅力的。経済の勉強に読んでみようかと思いましたが、逆にちょっと敷居があがった…★
『世界の始まりの物語―天地創造神話はいかにつくられたか』 吉田 敦彦
『シャーマニズム (「知の再発見」双書162)』 シャルル・ステパノフ,ティエリー・ザルコンヌ,中沢 新一 (監修)
『チベット聖なる七つの智慧』 田淵 俊彦
『超AI時代の生存戦略 ―― シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト』 落合 陽一
『2035年の人間の条件』 暦本 純一、落合 陽一
『高専は地球を救う: 初めての「社会実装教育=テクノロジー×アントレプレナーシップ」の解説書』 加椎 玲二
『2025年大学入試大改革: 求められる「学力」をどう身につけるか』 清水 克彦
『塾講師が本音で語る 中学受験をしないという選択』 財部 真一
『ロウソクの科学』 ファラデー
『佐藤優の挑戦状 地頭を鍛える60題』 佐藤 優
『100歳まで生きるための習慣100選』 伊賀瀬 道也
『還暦着物日記』 群 ようこ
従兄弟が、「オレは3年でシンギュラリティになると思う」と言ったので、ふーん!もうそんな流れなんだ!? と思い、ちょっと勉強。ビッグデータやIoT家電あたりまでは理解の範囲をまだ出ないナと思っていましたが、生成AIとシンギュラリティはどんなことになるかぜんぜん理解していません。
落合陽一節を楽しく堪能しました。
どんなことになっていくか…やっぱりよく分かりませんが、10年後20年後に大人になる世代がどういうものを持っていたらいいか、どういう能力を伸ばしてやりたいのか…という今後の教育論とつながるものがありました。んー。あたりまえか★
そして、今の大人が衰えないようにしておきたい能力ともつながる(笑)。
今の目先の流行に流されず、世界の始まりやシャーマニズムの価値観からシンギュラリティな未来まで視野に、という感じで行きますか
来年もいろいろ読みたーい!
2023年の43冊はこちら
2022年の25冊はこちら
2021年の43冊はこちら
2020年の17冊はこちら
2019年の15冊はこちら
2018年の10冊はこちら
2017年の17冊はこちら
2016年の25冊はこちら
2015年の25冊はこちら
2014年の29冊はこちら
2013年の72冊はこちら
2012年の70冊はこちら
2011年の70冊はこちら
2010年の70冊はこちら
2009年の42冊はこちら
2008年の51冊はこちら
数をかせいだのは、アニメからはまったライトノベルでした★ でも、奥行のある物語だったのではまったのだと自負してはおるのですが
『茶室』 リシャール・コラス
『十二神将変』 塚本 邦雄
『日本のかなしい歌100選』 林 和清
『アンと幸福』 坂本 司
『茶室』。これぞ、『利休にたずねよ』の現代版でしょうか。あるいは川端康成『千羽鶴』系? 茶道がらみの恋愛小説って、どうしてこう官能的というか普通に言う官能的と違う線というか。美意識が研ぎ澄まされ過ぎてしまうのかしら。。。いやぁでもちょっと常軌を逸れていくところがないと、小説としておもしろみがない、力がないといえばそれまで★
それにしても、『茶室』は過去に例がないほど茶室建築やお点前の細部が逐一記述され、それが精神的な何かや美的な何かである、「手に取る」「畳む」「清める」というだけではない行為なのだと記述されます。だからこそ繊細で追い詰められていく愛情が、非現実的と切り捨てられない手触りを持つのでしょうか。そうですねぇ、ある意味、主人公は“茶室”なのかもしれません。だからこのタイトル…。
『十二神将変』、これもお茶が登場する小説として手に取り、これも、ビックリな展開。。。 えっ? は? と思いながら、楽しく読みました。
こういう耽美な世界、決して嫌いではありません 歌人塚本邦雄氏。こういう小説書いていた!? 知りませんでした~。すこし他も読んでみたいキモチ。
その流れと、年賀状の歌に困り、図書館で和歌の棚を漁りました。上代から近代まで、塚本邦雄氏の歌も一首登場する和歌の本を1冊通読。大河ドラマ「光る君へ」の流れもあり、久しぶりに和歌の世界にすこし浸りました。
友人お勧めの『アンと幸福』は、和菓子のシリーズです。
『薬屋のひとりごと』(1~15) 日向 夏
『辺境の老騎士』IIIバルド・ローエンと王国の太子,IVバルド・ローエンと不死の将軍,Vバルド・ローエンと始祖王の遺産 支援BIS
『うちの執事が言うことには』4~9、EX 高里 椎奈
『遠い町から来た話』『内なる町から来た話』 ショーン・タン
アニメやマンガでハマり、先が待てない私は、読める限りまで小説で読んでしまうのでした。。。 あなどれず、ライトノベルズ。
薬屋は、身近な食べ物の隠れた毒性を活かした推理ものな感じが楽しく一気に最新刊まで。アニメを観ただけの息子とは、もはや話が合いません。
『辺境の老騎士』も食べ物と旅が面白かったのですが、さいごの方なんかゲドのような世界に行ってしまいびっくり。
『うちの執事』も執事を使う階級の苦労が面白く次から次へと読みました。
運動のために、近くのツタ〇さんに往復歩いて、コミックスを借りて読む、ということを始めました。なので、本のほかにマンガをけっこう読んでいます。『黒執事』も。続き気になる
あと読んでみたかったけれど至らなかったのは『狼と香辛料』。アニメを観ていましたが、経済や宗教をけっこうしっかり取り込んだ、中世の雰囲気が魅力的。経済の勉強に読んでみようかと思いましたが、逆にちょっと敷居があがった…★
『世界の始まりの物語―天地創造神話はいかにつくられたか』 吉田 敦彦
『シャーマニズム (「知の再発見」双書162)』 シャルル・ステパノフ,ティエリー・ザルコンヌ,中沢 新一 (監修)
『チベット聖なる七つの智慧』 田淵 俊彦
『超AI時代の生存戦略 ―― シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト』 落合 陽一
『2035年の人間の条件』 暦本 純一、落合 陽一
『高専は地球を救う: 初めての「社会実装教育=テクノロジー×アントレプレナーシップ」の解説書』 加椎 玲二
『2025年大学入試大改革: 求められる「学力」をどう身につけるか』 清水 克彦
『塾講師が本音で語る 中学受験をしないという選択』 財部 真一
『ロウソクの科学』 ファラデー
『佐藤優の挑戦状 地頭を鍛える60題』 佐藤 優
『100歳まで生きるための習慣100選』 伊賀瀬 道也
『還暦着物日記』 群 ようこ
従兄弟が、「オレは3年でシンギュラリティになると思う」と言ったので、ふーん!もうそんな流れなんだ!? と思い、ちょっと勉強。ビッグデータやIoT家電あたりまでは理解の範囲をまだ出ないナと思っていましたが、生成AIとシンギュラリティはどんなことになるかぜんぜん理解していません。
落合陽一節を楽しく堪能しました。
どんなことになっていくか…やっぱりよく分かりませんが、10年後20年後に大人になる世代がどういうものを持っていたらいいか、どういう能力を伸ばしてやりたいのか…という今後の教育論とつながるものがありました。んー。あたりまえか★
そして、今の大人が衰えないようにしておきたい能力ともつながる(笑)。
今の目先の流行に流されず、世界の始まりやシャーマニズムの価値観からシンギュラリティな未来まで視野に、という感じで行きますか
来年もいろいろ読みたーい!
2023年の43冊はこちら
2022年の25冊はこちら
2021年の43冊はこちら
2020年の17冊はこちら
2019年の15冊はこちら
2018年の10冊はこちら
2017年の17冊はこちら
2016年の25冊はこちら
2015年の25冊はこちら
2014年の29冊はこちら
2013年の72冊はこちら
2012年の70冊はこちら
2011年の70冊はこちら
2010年の70冊はこちら
2009年の42冊はこちら
2008年の51冊はこちら
和菓子のあんちゃんシリーズ、いいですよね!
AIか、、、
それが当たり前の世界って
なんかこわい。
よいお年を~!
AIありきの時代… 未経験の時代は未経験だというだけで怖れたり不安になったりするものです。知識をもって、新しいものをうまく使いこなして人間であることを楽しむ時代になりますように。
人類の叡智を信じましょう!