
4月はじめのお稽古を、我が家に場所替えしていただき、昨日、釣り釜のお稽古をいたしました。
幸いお天気に恵まれ、暖かくて、サッシは開け放ってオープン茶室としました。
代わりに千本格子の建具を閉めて風情を…だしておいたら、たちまち子どもがせっせと開けて、床の間から庭までフルオープンに。
でも、それはそれで気持ちがよく、だれも閉めるでもなくそのまま風が寒くなるまでお稽古しました。縁側も敷居も段差なしのバリアフリーにしたいただいたものですが、茶室に座って眺めると、庭までつながった月見台のようで、意図成功だったと一人得心。
一人ひとり、お濃茶やお薄で、釣り釜の扱いをお稽古しました。
お道具もいつものお稽古のものと違うので、扱いを確認したり、拝見を回して頂いたり。酉年なのでこんなときでもなければ使えないとだんなさんと相談して、鶏の水指。
大〜きな耳がついています。胴も高台よりすこし膨らみます。畳9目って、水指のどこが!? 耳は?
茶室が違えば足の運びが違ったり、出し畳の大きさが違ったり…。
たまに変わると改めて確認できることもいろいろあって、いいなと思います。
子どもは、大、大、大喜び。
みなさんが縁がわで昼食をとられると、やりとりを聞いていて、
「みんな、縁がわでごはん食べるの!? こーきも!」
そして走って行っておじいちゃんとおばあちゃんに「みんなまだ帰らないって!! 縁がわでごはん食べるの!!」と目を輝かせて報告です。
はしゃぎにはしゃぎ、お茶はあんまり興味がなくなったのかと思ったら、甘納豆をつまみながら、釣り釜の扱いを先生が手取り足取り、初めての方に説明されるのを、じーっと見、先生が動いて見えなくなつたら立って行って見守り、集中して見ました。こういうので、教えないでも見よう見真似で覚えるのねぇ。これまでも、お茶碗の持ち方、茶せんの持ち方…。

床に茶花は利休梅と杏。花入れは平野庫太郎氏の作です。

鈞窯に緑の混じるマーブルな釉薬が美しく、注目を集めました。
裏側の床には須恵器に小松菜と紫大根。

「さっきまで畑の片隅に埋まっていたのを掘り出してきたような風情」と言っていただき、そうでしょ、そんな感じかなと思って、今朝畑の片隅から切ってきた小松菜と紫大根でございます。。。
残りの花で、躙りの手前に釣り灯に蕎麦猪口を置いて飾りました。

これは午後からは縁側に吊りました。風でゆぅら、ゆぅら。子ども「だめでしょ、そんなところにやったら、落ちちゃうよ!」
お菓子は千歳虎屋さんの「舞い桜」。美しーーー!

菓子器は定番で源内焼と思っていましたが、白の勝つものか緑釉か褐釉か・・・と思っていたものを、お菓子を見て、緑の強い山水のものに。
映えました。春です。

もう一つは私のお気に入りの鶏で、秋田菓子宗家 かおる堂の「さくらだより」。満開(笑)。

お詰めの陶磁器好きさん、お菓子が空になったところでお皿を裏返し、「清水六兵衛…? これいいわね~」
そうでしょ? これは私が気に入って買ったものだったのでした。
先生やお稽古仲間のみなさんには遠くまでお運びいただき、ありがとうございました。
母子とも、楽しく、お稽古ないちにちを過ごさせていただきました。
主菓子を家族の分までお持ちいただいたので、夜、両親とだんなさんもご相伴。
展示室の飾りをあれこれして楽しみにしていただんなさんも、「みなさんが楽しんでくれたようならよかったね」と言ってくれました。
幸いお天気に恵まれ、暖かくて、サッシは開け放ってオープン茶室としました。
代わりに千本格子の建具を閉めて風情を…だしておいたら、たちまち子どもがせっせと開けて、床の間から庭までフルオープンに。
でも、それはそれで気持ちがよく、だれも閉めるでもなくそのまま風が寒くなるまでお稽古しました。縁側も敷居も段差なしのバリアフリーにしたいただいたものですが、茶室に座って眺めると、庭までつながった月見台のようで、意図成功だったと一人得心。
一人ひとり、お濃茶やお薄で、釣り釜の扱いをお稽古しました。
お道具もいつものお稽古のものと違うので、扱いを確認したり、拝見を回して頂いたり。酉年なのでこんなときでもなければ使えないとだんなさんと相談して、鶏の水指。
大〜きな耳がついています。胴も高台よりすこし膨らみます。畳9目って、水指のどこが!? 耳は?
茶室が違えば足の運びが違ったり、出し畳の大きさが違ったり…。
たまに変わると改めて確認できることもいろいろあって、いいなと思います。
子どもは、大、大、大喜び。
みなさんが縁がわで昼食をとられると、やりとりを聞いていて、
「みんな、縁がわでごはん食べるの!? こーきも!」
そして走って行っておじいちゃんとおばあちゃんに「みんなまだ帰らないって!! 縁がわでごはん食べるの!!」と目を輝かせて報告です。
はしゃぎにはしゃぎ、お茶はあんまり興味がなくなったのかと思ったら、甘納豆をつまみながら、釣り釜の扱いを先生が手取り足取り、初めての方に説明されるのを、じーっと見、先生が動いて見えなくなつたら立って行って見守り、集中して見ました。こういうので、教えないでも見よう見真似で覚えるのねぇ。これまでも、お茶碗の持ち方、茶せんの持ち方…。

床に茶花は利休梅と杏。花入れは平野庫太郎氏の作です。

鈞窯に緑の混じるマーブルな釉薬が美しく、注目を集めました。
裏側の床には須恵器に小松菜と紫大根。

「さっきまで畑の片隅に埋まっていたのを掘り出してきたような風情」と言っていただき、そうでしょ、そんな感じかなと思って、今朝畑の片隅から切ってきた小松菜と紫大根でございます。。。
残りの花で、躙りの手前に釣り灯に蕎麦猪口を置いて飾りました。

これは午後からは縁側に吊りました。風でゆぅら、ゆぅら。子ども「だめでしょ、そんなところにやったら、落ちちゃうよ!」
お菓子は千歳虎屋さんの「舞い桜」。美しーーー!

菓子器は定番で源内焼と思っていましたが、白の勝つものか緑釉か褐釉か・・・と思っていたものを、お菓子を見て、緑の強い山水のものに。
映えました。春です。

もう一つは私のお気に入りの鶏で、秋田菓子宗家 かおる堂の「さくらだより」。満開(笑)。

お詰めの陶磁器好きさん、お菓子が空になったところでお皿を裏返し、「清水六兵衛…? これいいわね~」
そうでしょ? これは私が気に入って買ったものだったのでした。
先生やお稽古仲間のみなさんには遠くまでお運びいただき、ありがとうございました。
母子とも、楽しく、お稽古ないちにちを過ごさせていただきました。
主菓子を家族の分までお持ちいただいたので、夜、両親とだんなさんもご相伴。
展示室の飾りをあれこれして楽しみにしていただんなさんも、「みなさんが楽しんでくれたようならよかったね」と言ってくれました。
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