初釜

お茶のお稽古の初釜でした。お正月のお菓子ははなびら餅です。鶴屋八幡さんのものとのことでした。


お床の掛物は、先生のお姉さまのお手によるもの。
お正月らしく、かといってきらびやかということでなく、とてもすてきです。


また、先生のご実家のほうではお酢としてよく使われるという橙がお床に飾られました。
「代々」ということで縁起がよいので鏡餅の上に飾られるのは知っていましたが、こんな大きなものを見たのは初めてです。１つなのに、なかなかの存在感でした。


お稽古仲間のお一人のご親戚で醸造されたお酒などいただきながら、お手作りの会席。


先生のお手前でお濃茶をいただきました。
本当はしっかりお手前を見て学ぶべきよい機会ですが、おいしいお料理とお酒もいただいて、すっかりホワホワ気分になっておりました。
お茶碗は乾山写とのことで、松の絵のもの。国宝かと思ってしまいます（笑）。



たいへん楽しいお席でした。
今年もお稽古がんばろう！