Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで14年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

ルーブル美術館展

2005年07月09日 | art
横浜美術館にルーブル美術館展を見に行きました。行ったら、美術館の前にすごい行列! 入館に50分待ちと言われて途方に暮れましたが、腹を決めて並んだら、20分ほどで入れました。

さすがにとても美しい絵がたくさん!
しかし私は日本画を観ることのほうが多いしで、基礎知識もいまいちで、価値を理解できたとはいえません。神話や歴史を題材にしたものは、その背景がよくわからないものが半分以上でした…。
後から、音声ガイドを借りるべきだったと思ったのですが、チケットのチェックを出ないと借りれなくて断念。

また、とーにかく人が多くてタイヘン。例えば大きな絵は、少し離れて全体を観たいと思うわけですが、離れると絵の下の方は人の陰に隠れて見えなくなってしまう。そうでなくても、絵の全体をいちどに眼に入れることがとても困難で、ストレス溜まってしまいました。

面白かったというかびっくりしたのが、観に来ていた人たちの会話。
中世のペスト流行時の法王の献身的な行動を題材にした絵の前で。
 A「○○○○年の製作だって」
 B「絵のタイトルのペスト流行の年と違うじゃないの」
 A「後から描いたのよ」
 B「じゃあ見ながら描いたんじゃないわけ!?」
 A「そうでしょ」
 B「想像でこんなに細かいところまで描いたの? タイヘンねー!!」

そ、そういう問題じゃないと思うんだけど…。
よけいなストレスがさらに溜まりそうだったので、早々にその人たちとは離れて絵を観ることにしました。
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