恒例、だんなさん所蔵の絵と、私の書による年賀状です。
竹内栖鳳のこの絵は、だんなさんと同じ干支で息子が生まれた記念に、だんなさんが購入したものです。
歌は、天候に地殻変動に戦乱に、不安な時代にどんな歌をと図書館で和歌の本を積み上げて読むほど迷ったのですが、いくつか選んだ中からだんなさんの選定で、
時分かぬ嵐も波もいかなれば 今日あらたまの春を知るらむ
承久の乱のあと四国に配流となった土御門院の歌となりました。めでたい一色で喜べないけれど、新しい年の区切りのご挨拶にいいかと思います。
さて、12年前の年賀状。
雪かがやき梅咲く春ぞ正常なる 天地の力また新たなれ 土岐善麿
24年前の年賀状。
まだ独身で、自分で木版画を彫って摺り、書を書いていました。
巳の絵に悩んで、奈良三輪山の大物主蛇婿説話を絵にしました。
三本杉は、三輪神社のシンボルです。蛇婿に付けた糸と、糸巻を絵にしました。
歌は、中納言藤原朝忠で
万づ世の 初めをけふと祈りおきて
いざ行末は 神ぞ知るらん
2001年、21世紀の始まりの年だったです。それでこの歌。大いなる始まりを詠んだ和歌を選びました。
竹内栖鳳のこの絵は、だんなさんと同じ干支で息子が生まれた記念に、だんなさんが購入したものです。
歌は、天候に地殻変動に戦乱に、不安な時代にどんな歌をと図書館で和歌の本を積み上げて読むほど迷ったのですが、いくつか選んだ中からだんなさんの選定で、
時分かぬ嵐も波もいかなれば 今日あらたまの春を知るらむ
承久の乱のあと四国に配流となった土御門院の歌となりました。めでたい一色で喜べないけれど、新しい年の区切りのご挨拶にいいかと思います。
さて、12年前の年賀状。
雪かがやき梅咲く春ぞ正常なる 天地の力また新たなれ 土岐善麿
24年前の年賀状。
まだ独身で、自分で木版画を彫って摺り、書を書いていました。
巳の絵に悩んで、奈良三輪山の大物主蛇婿説話を絵にしました。
三本杉は、三輪神社のシンボルです。蛇婿に付けた糸と、糸巻を絵にしました。
歌は、中納言藤原朝忠で
万づ世の 初めをけふと祈りおきて
いざ行末は 神ぞ知るらん
2001年、21世紀の始まりの年だったです。それでこの歌。大いなる始まりを詠んだ和歌を選びました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます