頬袋日記

いまいち飼育法の確立されてない動物「ハムスター」に翻弄されっぱなしの「ニンゲン」の観察記録。

おつとめ、ごくろう!

2013-11-03 22:27:44 | 毎日のお世話…こがねの場合(ゴールデン)
昨日のスタミノールご飯はどうも不評だったみたいで、おやつさつまいもさえ残していました。その割におひげがなんだかカピカピしてるのは気のせいかな?



今日はこがねさんの好みに直球どストライクで献立を組んでみました。ブロッコリーとカボチャです。カボチャは削ぎ切りにして食べやすくしてみました。あとはハムスターセレクションをメインとした三種のペレットにスタミノールをちょい足し。



野良寝をしていたこがねさんが、



起き出してきましたが、



ごはんはしらんぷり。なんで?



そうかぁ、見回りをしてたんだね。自分の縄張りを守ることは、ハムスターの大事なお仕事だもんね。えらい!おつとめ、ごくろう!



おつとめをしてからごはんに向かうこがねさんは社会の鏡です。私なんか仕事もしないで食べてばっかりいるのになぁ(おい)。



どっちにしようかな…



ブロッコリーもいいんだけど…



こっちからもなんだか美味しそうな匂いがするぞ…



きーめたっ!
ブロッコリーにする!



だいじにおうちのなかにしまっておくんだもーん!



巣箱の中より外のほうが呼吸が楽なのか、こがねさんは野良寝をするようになりました。寝ているときのこがねさんは、とても痩せていて、毛皮がだるだるに伸びてしまいました。お薬を飲ませるときも、体に触ると、今にも折れそうなくらい細い骨を指先に感じました。それでいて、歯と爪は伸び続けているので、そのエネルギーを別に回せよ!と思ってしまうのですが、どうにもなりませんね。

強制給餌という策もあるのでしょうが、獣医さんから指示を受けていない以上、その方法はとらないでいます。というより、そうしてしまうと、こがねさんが生き物からハムスターの形をした何かに変わってしまう気がしたのです。
「動物は病気になった時が死ぬ時なんだ」という、かつて私の親が放った言葉はある意味真理なのではないかとも思いました。

実はお薬を飲ませるときも、罪悪感に苛まれています。特に強心剤と気管支拡張剤。これがあるから無為に苦しい時間を過ごさせているのではないかという思いが頭をよぎります。早く私という鎖から、こがねさんを解き放ったほうがいいのではないかと思います。
お世話が辛くなったのではなくて、どうすればこがねさんが一番楽なのかわからなくなってきたのです。

少なくとも、「カボチャ」と「ブロッコリー」、この2つがこがねさんにとって僅かな安息なのではないかという気はします。
明日もおいしいごはんを作りましょう。

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