頬袋日記

いまいち飼育法の確立されてない動物「ハムスター」に翻弄されっぱなしの「ニンゲン」の観察記録。

目やにと角膜炎

2014-01-02 15:26:00 | 病気のこと
気になっていたときんさんの目やにですが、日に日にひどくなってきたため動物病院に行くことにしました。とはいえお正月早々開いている動物病院はなかなかありません。インターネットであれこれ調べてみて、以前こがねさんが病気になった時にブックマークに入れておいた動物病院さんにお願いすることにしました。

夜間救急も受け付けているそうなのでもしかしたらお正月も受け入れてくれるかな、と思っていたところ、今日の午前中は診察をしてくださるというので車を走らせます。院内には、患者さんとその飼い主さんたちがずらり。ちらりと見た感じではウサギなど小動物の患者さんが多いようでした。
診察室に入ると、看護師さんがときんさんの姿をデジカメに撮影し、その写真でキーホルダーを作ってくださいました。キーホルダーの裏面には動物病院の連絡先が書いてあります。



この後、ときんさんは診察台の上で大変な姿になってしまいました。

まず、閉じている方の目を洗浄綿で拭きます。その後に目薬をさします。念のため両目に。ときんさんは暴れまわり逃げ回りますが、そのたびにガッチリと先生に保定されてしまいます。
飲み薬を飲ませるときは頬袋から首の後ろにかけてをつまむようにして保定すればいいのですが、それだと前脚で目をガードされてしまうので、やや床に抑えつけるように保定するといい、というように指導を受けました。ハムスターの眼窩は小さいので、保定する度に目が転がり落ちそうなほどに飛び出してしまいます。ちょっと怖かったです。

ハムスターは目やにがついてしまうと自分で取ることができないので、目やにがどんどんたまっていきます。その結果、目の中にばい菌がたまり、角膜炎を起こしかかっているということでした。確かに左目がぼんやりと白くなっています。

目薬をさしても、ときんさんはすぐに前脚で顔をかいてしまいます。犬猫やウサギならカラーをつけることで対処できるのですが、ハムスター用のカラーは無いので、なるべく一日四回以上、目薬を「さしまくって」くださいと先生が仰られました。
ときんさんの顔面は洗浄綿と目薬の水分で濡れそぼり、まるでしぼりたての雑巾のようにしおしおになってしまいましたが、目やにが取れて目が開いています。

帰宅して数時間後、先生から指示を受けたように保定と目の洗浄、そして点眼を行いました。もう、嫌がるのなんの。しかし、「手に乗ってもらおう」と下手に出ていた時と違って、「なんとしてでも点眼をしなくてはならない」という気持ちで保定に取り掛かるので、そうするといとも簡単に捕まえられます。もっとも、ときんさんには嫌われてしまいそうだけれども。

10日間目薬をさし続け、目が綺麗に開くようになったら、もう治療の必要はないということです。少し長い間になるけれど、ときんさん、頑張りましょう。



しおしおになってしまったときんさん。

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