今日はかなり暖かくなったが、明日はもっと気温が上がり21℃まで上がるらしい。
数日前、これも手すりの上ですが、4mmほどの小さなアリが2匹動かないでいた。
このくらいのアリだと、肉眼ではみんな同じようなアリに見えてしまう。
撮影して拡大画像を確認すると、なにか模様が見えた。
いやに仲がいいが、何をしているのか?
そのうち少し離れて各々、顔や触角の手入れを始めた。
そして、また一匹がもう一匹に向って何か始めた。
簡単に種名がわかるだろうと思っていたが、アリは結構種類が多くて苦労してしまった。
たぶん、シベリアカタアリで合っていると思う。
数週間前のことだが、斜面で滑らないように木につかまりながら、積んである伐採木で虫を探していた。
その時、ふとつかまっていたその木の根元を見ると、何やら黒いものが点々とあるのに気が付いた。
ほとんど動いていないので、最初は気が付かなかった。
小さなアリがじっとしているようだ。
よく見ると、小さな点が1匹で、細長いのはみんな2匹だった。
そんな集団が、裏側やもっと低いところなど何か所にもある。
顔を突き合わせている2匹はほとんど動かないで、1匹のは相手を探しているのか、ゆっくり歩きまわっている。
2匹でいるのは、顔をつけてじっとしている。
これは何をしているのだろう。
この小さなアリは、どこにでもいるアミメアリのようだが、調べても何をしているのかよくわからなかった。
日本産アリ類画像データベース(http://ant.miyakyo-u.ac.jp/J/index.html)によると、「本種は雌アリ (女王) をもたず,働きアリが産卵して働きアリを生産することで巣が維持される 。」とある。
そんなアリがいるとは知らなかった。
このデータベースはすごいですね。
最近、あまり昆虫も撮影していなくて、と言うか見つけられなくて、野鳥撮影の方が多いくらいです。
野鳥は、「南大沢季節便り」に載せていますので、そちらもよろしくお願いします。
小さな虫は活動を始めましたが、アリを見る機会が多いですね。
アリはあまり種類を調べておりませんが、これは何だろう。
たぶん、普通にたくさんいるアリだろうと思うのですが?
ぐるぐる回って、目が回らないのか?
そんなわけはないか。
今日はかなり暖かくなったので、もうすぐですね、虫が活動し始めるのも。
カメラも、レンズも試し撮りをしたいのですが・・・・
この時期は、比較的花が少なく、黄色で目立つからか、小さなハチやハエ、セセリチョウや甲虫も来ている。
小さいが花もきれいなのでマクロで撮影しようと、ルーペで花の中を見ると黒い蕊のようなものがいくつも見えた。
良く見ると小さなアリの黒い腹部で、忙しそうに歩きまわっている。
TG-3の通常の顕微鏡モードで撮る。
アリは1.5mmの体長でとても小さい。
それぞれノートリミングだが、拡大してしてみる。
何とも奇妙な身体の形だが、コンパクトカメラで1.5mmのものがこれだけ撮れればいい。
実はこれを撮る前に50枚以上失敗している。
それは光量が足りなくて、シャッタースピード不足での手持ち撮影のピンボケ、アリの動き、花の微妙な揺れでのブレからくる失敗である。
LEDライトガイドでのLED照明から、フラッシュ撮影にしたらこれらが撮れた。
ゴイシシジミ羽化の時に使った、メーカーは推奨しない、自己責任のライトガイド改造の撮影法です。
ところで、この小さなアリは何だろうと調べたら、ヒメアリのようです。
普通にいる微小のアリと言うことですが、アリも種類が多いので難しい。
ハチ目 アリ科
撮影 2014/08/23 八王子市別所 OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough