大きさは3.5mmほどで、名前の通り、口(口吻)が非常に長いのが特徴とのこと。
大きさは3.5mmほどで、名前の通り、口(口吻)が非常に長いのが特徴とのこと。
今日は、小山内裏公園で行われた「秋の昆虫観察会」に参加した。
講師は昆虫研究家の吉谷昭憲さん。
赤とんぼやバッタ類の話等を室内でしてから外で観察会。
いろいろと見られたが、特記事項としては黄色いニホントビナナフシが見られたことである。
緑の葉の上では非常に目立つ。
今までずいぶん見てきたが、こんな色は初めてである。
吉谷さんも初めて見たとのこと。
脱皮直後でもないようである。
帰宅後ネットで調べると、珍しいがたまにいるみたいで似たような記事が出てきた。
https://blogs.yahoo.co.jp/ho4ta214/33791040.html
以前のニホントビナナフシの記事。
こんなことなら、もう少しいろいろと写真を撮ってくればよかった。
2週間ほど前になるが、田んぼの水たまりに小さな生き物がたくさん歩き回っていた。
子供たちが、網でかき回してオタマジャクシを採っていたので、驚いて出てきたらしい。
小さなヤゴのように見えたが、水が濁っていたのでしばらく待っていると、どこかへ隠れてしまった。
水底の葉をひっくり返すとそこにいた。
どうも、ヤゴではないようだ。
撮りにくいので容器に入れて撮影してみた。
約10mmくらいの大きさです。
調べてみると、オナシカワゲラ属の幼虫のようだが、同定は非常に難しいとある。
確かに、明確に書かれた良い写真が出てこなくて、大半が「何々の仲間」とか「何々属」と書かれている。
師走も近くなり昆虫も少ないが、元気に飛び回り始めたフユシャクの仲間と、集団で元気がよいシマアメンボがいる。
シマアメンボは、小さな流れにせわしなく動き回っている。
5mmほどのアメンボの仲間だが、ほとんどじっとしていないので、すこぶる撮影しにくい。
翅はなく、縞模様が特徴的で、脚が長く付け根の場所も特徴的だ。
撮影した中にちょっと違うのがいた。
調べてみると、これは長翅型と言って翅があるようだ。
実は、きれいな落ち葉の上をスイスイと動き、水面にきれいな波紋を作っているところが撮りたかったのでが、これが難しい。
ほとんどピンボケとなってしまう。
連写で置きピンで撮ってもうまくいかない。
何度か通ってチャレンジしたが、なかなか思うようなのは撮れない。
今のところこんな感じのが数点撮れたが、今ひとつ。
水辺の石に腰を下ろしてカメラを構えていると、「何を撮っているのですか?」と聞かれるが、「アメンボです。」と答えると、フーンといった顔をされてしまう。
台風の雨風のピークは過ぎたようだ。
市の放送で臨時避難所のことを言っていたので、ネットで八王子市の警戒情報を調べていたら、雨雲ズームレーダーというアプリが出た。
これが優れもので、雨雲の動きが見え、あと何分後に強い雨雲が来そうだと分かり、その通りに強く降り出した。
まあ、誤差はあると思いますが。
昨日、台風の前にと思って長池公園を回って昼過ぎに帰宅したら、入口の階段下の床にトンボがひっくり返っていた。
死んだものと思って表側にすると少し動いた。
エッ、でもこれはトンボではない。
ツノトンボだ。
前に見たのはいつだったか思い出せないくらいだ。
ちょっと触ったら、弱々しく少し飛んで壁にとまった。
家に持ち帰り、白バックで撮影してみたが、弱っていて先ほどのようには翅を開かない。
トンボの仲間ではなく、ツノトンボ科である。
ウスバカゲロウに近く、幼虫はアリジゴクのような形をしている。
我が家の入口や壁そして室内でも、何でここにいるのという虫がときどき見つかるが、ツノトンボまでやってくるとは。
台風が過ぎたら外へ逃がそうと思っていたら、残念ながら動かなくなってしまった。
数年前にYさんから、シナノキにタケウチトゲアワフキというのがいるのを教えてもらった。
それが、我が家から至近距離でもいるのを見つけて毎年4月下旬ごろに撮影しているが、昨年はほとんど見ることができなかった。
自然の中ではなく、街路樹や施設の敷地内なので、枝が伐採されてしまったのが影響したようだ。
何とか羽化しているところを見たいと思い、今年は虫の発生も早いので、4月4日に見に行った。
今年も少ないが幼虫の巣を見つけた。
アワフキというが、実はトゲアワフキムシ科で、幼虫は泡の中ではなく硬い巣の中にいて樹液を吸っている。
ムネアカアワフキというのも同じトゲアワフキムシ科で桜の木だが硬い巣に幼虫がいる。
この排出液が1分に一回くらい出していたが、これが泡になると羽化も近いらしい。
今日行ってみるとまだ水滴を出していた。
違うシナノキに行ってみが、ここも巣が少なくなかなか見つからない。
ところが、なんともう羽化して成虫がいた。
ツノゼミのような立派な角がある。
これは、小楯板が発達したものである。
もう一匹いたが、これだとはっきりわかる。
ちなみに、ツノゼミは前胸背板が発達してツノ状になっている。
日本で見られるツノゼミはあまりツノになっていないが、トビイロツノゼミでもよくわかる。
これと比べても、タケウチトゲアワフキのツノは立派である。
「半翅目の昆虫は小楯板が発達して、アカスジカメムシやマルカメムシなど前翅を覆うものも多い。小楯板は,前胸背板同様に発達したくて仕方がない部分なのだろう。」
と、海野和男さんのデジタル昆虫記・ 小諸日記に書かれていた。
なるほど、そういうことなのか。
同じ枝にマルカメムシがいたが、カメムシなのに甲虫のようだなと思っていたが、この背中全体が小楯板なのか。
やはり昆虫は、変化が大きく面白い。
次は、あの巣穴から、幼虫がお尻を先にして出てきて、羽化するところを見てみたい。
東京に戻りましたが、やはり北国に比べると暖かいですね。
特に今年は雪の量が多いようで、雪国はどこも雪かきが大変なようです。
東京では青空の穏やかな日が続いて、気持ちがよい。
ところが・・・・
東京に戻ったとたんに風邪をひいて熱を出して、やっと昨日から写真を撮り始めた。
今日は、長池の手すりにこの時期に出てくるタマバチ仲間を撮影した。
久しぶりなので、フラッシュを忘れて、手持ち自然光なので、あまり絞り込めなかったので写真はいまいちですが。
このタマバチの仲間は、冬は単為生殖のメスだけとか。
産卵して、虫こぶを作るようだ。
これだけはっきりした模様だが、調べても種名が判別できなかった。
なんというタマバチなのだろう?
しばらくの間、社会から隔離された非日常の生活を送っていた。
府中の方ですが、〇務所ではないですよ。〇〇〇院です。
北の部屋で、行動は建物内だけだが、外に出ないので陽に当たることもなく、これはこれで普通はできない体験である。
複視がなかなか良くならないのですが、その治療で一年ぶりの入院です。
もう、一年半ほど片目での生活なので、これで少しでも回復するといいのですが。
毎日写真を撮りたいので、開けられない窓から、部屋の蛍光灯が写り込まないように注意して、夕景の富士を撮ったりしていた。
おー、今日は雲がいいし、ヘリも飛んでいる。
そして帰宅した昨日、近所を少しだけ歩いて、この時期ヤツデの葉裏にいるクロスジホソサジヨコバイを探してみた。
すぐ見つかったが、そばに変な形のチャタテムシの仲間がいた。大きさは3mmくらいだろうか。
幼虫かなと思ったが、翅のようなものがあるし、なんだかおかしい。
羽化したばかりなのかと思って、しばらく様子を見ていた。
少しづつ翅が伸びてくる。
15分後にはここまで伸びた。
よく見ると近くに脱皮殻のようなものがあった。
時間がなくて、残念ながら最後まで撮影できなかった。
そしてなんという種名なのか、調べてみてもよくわからなかった。残念。
長池公園の田んぼ付近の手すりにいたカワゲラの仲間です。
この季節になると現れて、何年か前にも撮影して長池公園生き物図鑑に投稿したら、オナシカワゲラの仲間ではとコメントを頂いたことがあります。
大きさは10mmくらいだったかな。
旅姿さんみたいに、「くらべるくん」を作らないといけないですね。
どうもうまく撮れなかったのですが、横からも撮影してみました。
少し離れた手すりにも別個体がいました。
3月中旬から4月上旬にかけて、田んぼわきの水路から出てくるようです。
成城の動植物というブログを参考にさせてもらうと、カワゲラというのは200種くらい図鑑に載っているが、未記載が倍くらいいて、外見では種名は判明しにくいとあった。
まあ、オナシカワゲラの仲間としておきます。
水質の有機汚濁に最も弱い群のひとつとされるとあるので、ここは結構水質が良いみたいだ。
昨日、今年初めての昆虫観察で、長池公園に越年カミキリがいるか見に行ったが見つけられなかった。
まあ、年末までいたキボシカミキリのことで、越年カミキリなどという言葉はないが、もしかしたら年越しをしたかと思ったのだが?
たまたまどこかに隠れていたのか、永遠にいなくなってしまったのかは定かではない。
手すりには、クヌギカメムシの仲間が歩いていた。
ヘラクヌギカメムシとの区別が難しい。
横からも撮ろうと思っていたら、カメムシは逃げ出して、ファインダー内に突然入ってきた虫がいた。
これは、年末にも撮影したタマバチの仲間だ。(下は12月24日撮影)
ナラメリンゴタマバチだろうか。
これは、コナラなどの芽に産卵してリンゴのような虫こぶを作るという。
今度はそのナラメリンゴフシを撮影しようと思う。
今日は、暖かい穏やかな日でした。
今年も、のんびりと更新していきますが、よろしくお願いいたします。