南大沢昆虫便り

八王子市南大沢より、昆虫に関する情報をお届けします。
昆虫の専門家ではないので、間違い等ありましたらご指摘ください。

キボシカミキリ

2015-11-25 17:14:24 | バッタ・コオロギの仲間

先週、長池公園でキボシカミキリを2か所で見かけた。

 

 

以前、イチジクの木があったときは簡単に見られたのだが、今は「あれこんなところに」という場所で見られる。

でも12月になっても、キボシカミキリを見ることもあるし、今週は交尾をしている写真を撮られた方もいる。

いつまで見られるか、気にしている方もおられたが、まだまだ頑張るのがいそうだ。

 

 


ノミバッタ

2015-05-09 22:25:23 | バッタ・コオロギの仲間
朝9時頃、家を出る時に南大沢では雨がぱらつき始めた。

天気予報では15時から傘マークだったので、ずいぶん早い。

花虫さんの観察会の日で、参加をやめようかとも一瞬思ったが、一応出かけた。

しかし、なんとか天気も持った。

実は、この日に行かなければ出会えないであろうことがいくつもあって、参加して大正解であり、ブログ10回分くらいの写真を撮影した。

その中からノミバッタを載せます。

昨年の同じ時期に撮影し、このブログに載せたが、今年も撮影してしまった。







どう見ても、金属製のように見えてしまう。

これでジャンプして水に飛び込んでしまうと、水面に浮いて、そこからジャンプしてまた戻ってくる。

これは動画撮影しないと思いながら、今回もパスしてしまった。







バッタ目 ノミバッタ科
体長 約5mm
撮影 2015/05/09 町田市 OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ  M.ZUIKO DIGITAL ED60mm F2.8 Macro


ヤブキリ

2015-04-01 21:00:19 | バッタ・コオロギの仲間
タンポポがきれいにいくつも咲いているところで、ヤブキリの幼虫が花の上に乗っていた。
花弁に埋もれるようにして、気持ちよさそうで動かない。






別の花にもいた。






しばらく行くと、民家の庭先のスイセンの花にもいた。






あっという間に春になり、昆虫たちも動き始めた。

旬は、一瞬なので、うまくカメラに収めていかないと。





バッタ目 キリギリス科
撮影  2015/03/28  横浜市緑区  1枚目、3枚目 OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII  M.ZUIKO DIGITAL ED60mm F2.8 Macro

                 2枚目は、OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough 深度合成  
                   これだけ明るいとISO100、1/640、F5.6 なので楽だ。TG-3は膝の上に置いて固定し撮影した。

アシグロツユムシ 終齢幼虫

2014-08-26 16:33:30 | バッタ・コオロギの仲間
相変わらず、黄色いオミナエシの花にはいろいろな虫がいる。
何種類ものハチやアリにオオカマキリがいて、アシグロツユムシもいた。






アシグロツユムシは、小さな幼虫が意外と目立つので見る機会が多いが、翅が少しある終齢幼虫は初めて見た。




ネット上でアシグロツユムシは、キリギリス科と書かれているのと、ツユムシ科と書かれているものがありました。
キリギリス科としましたが正しいのかな。


バッタ目 キリギリス科
撮影 2014/08/26 八王子市別所  OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough


ササキリ 幼虫

2014-08-14 09:51:18 | バッタ・コオロギの仲間
小さいが目立つので、結構見かけるササキリの幼虫ですが、見つけると写真を撮ってしまう。
いつも横からの写真が多いのですが、この時は真上を向いていたので顔の正面から撮った。





こんな写真が撮れるとうれしくなってしまう。
撮影した画像を確認していたら、もうジャンプしてどこかに逃げてしまった。

これは、いつものスタイルで撮影した。
E-P5に60mmマクロレンズで、フラッシュをマニュアルで1/4、Kenko KAGETORIをつけて、1/200秒、f6.3。
右膝には膝当てをつけて地面で固定、カメラを持つ左ひじは立てた左ひざに当てて固定。
最後にファインダーをのぞいて、これがミラーレスの良いところだが、電子ファインダーなので倍率変えられる。倍率を5倍くらいにしてシャッター半押し、カメラ全体をゆっくり前後に動かしてササキリの眼にピッタリとピントがあった瞬間にシャッターを全押しする。
文章で書くと良くわからないかもしれませんが、ミラーレスを使うようになってずっとこのスタイルなので、自然にできます。
フラッシュの光量、絞り値はその都度調整です。
時々、コードレスの小型ストロボを左右につけて、ツインストロボでも撮影します。
あと、お勧めはしませんが自分のやり方としては、数mmの小さな昆虫は、あまりアップにしないで撮影してあとでトリミングします。
その方がピントの合う範囲が大きくなります。(もっとも、この60mmマクロでは3㎜位の昆虫は画面いっぱいには撮れないのですが。)

以上、時々聞かれますので、ご参考になれば幸いです。





バッタ目 キリギリス科
撮影 2014/08/13 八王子市別所  OLYMPUS E-P5  M.ZUIKO DIGITAL ED60mm F2.8 Macro

ウスグモスズ 幼虫

2014-08-02 16:10:11 | バッタ・コオロギの仲間
まさに真夏である。
朝早くから気温がぐんぐん登る。
長池公園生き物図鑑の観察会は、夏の間は午前中にと言う事で8時30分から始めた。
8月になると、アカハネナガウンカがススキの葉で沢山見られるようになる。
トンボ池のところで、Tさんから「ウスグモスズ」がいると教えてもらった。
どうも、バッタやコオロギの仲間は苦手で、あまり撮らない。
しかし、外来種なのに、海外では見つかっていないと聞いて、「何それ??」である。

撮影しようとするとササーと葉裏に隠れてしまう。
触角が長く、体長は約7mm位だろうか。





拡大して見る。





1960年代に東京都渋谷区あたりから広がった外来種と言うことですが、原産国がわからないと言う。
それなのに、どうして外来種とわかるの??
今まで記録のない種が、突然一ヶ所で見つかり、拡散していったからなのか?

ともかく、日本で発見された新種でありながら、外来種である。
何の悪さをするわけでもなく、害虫ではない。
オスでも鳴かないので、アオマツムシのようにうるさくはない。
今ではかなり広く関西にもいる。
多摩丘陵では普通にいる。

と言う事のようだが、虫の世界は色々不思議なことが多い。




バッタ目 ヒバリモドキ科
撮影 2014/08/02 八王子市別所  OLYMPUS E-P5  M.ZUIKO DIGITAL ED60mm F2.8 Macro

ノミバッタ

2014-05-11 18:06:44 | バッタ・コオロギの仲間
ノミバッタというのがいるのを知ったのは数年前。
その写真を見せられてから、バッタはあまり撮らないのですが、これだけは見たいと思うようになった。
そして昨年見る事ができたが、一匹だけでピョンと逃げられてしまった。
当然、あまり良い写真は撮れなかった。

昨日、このノミバッタがたくさんいるのに出会った。
メタリックに黒く輝くこの形は、なんとも言えない。






頭部も丸い金属製のロボットのようで、触角は短い。






5mmほどと小さいのと、ジャンプ力がすごいのでノミバッタとか。
ジャンプしすぎて水面に落ちても平気で浮いている。






浮いているのは小さいから不思議ではないが、なんとも驚いたのは、そのまま水面からジャンプして飛び出てくる。
なんともすごいノミバッタ。

それが、今日は長池公園でも見かけて嬉しくなった。


バッタ目 ノミバッタ科
体長 約5mm
撮影 2014/05/10 町田市西部 OLYMPUS E-P5 M.ZUIKO DIGITAL ED60mm F2.8 Macro