思う・学ぶ・発達支援 心のケア サイト

特別支援教育の実践情報など。また,日々の喜びを見つけ、よくする手立てはないか考える、成長・教育のサイトです。

努力は報われるか

2018年12月04日 | 励み言葉/癒し言葉
実感として今あるのは,努力は報われるとは限らない。
しかし,努力しないと報われることはない。
努力をすると,よい結果になるチャンスは近づく。
しかし,報われるかどうかは五分五分の気がする。
しかし,努力しないで一か八かを待つよりは,
努力をして,チャンスを待つ方が,可能性は格段に上がる気がする。
努力をすると,身体や脳は使われ,鍛えられる。
結果は見えなくても,昨日よりは成長しているように思える。
自分の期待する結果は来るかどうかわからないが,
自分を大事にするなら,やはり努力をした方がよいと思える。
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認知発達が3~4歳の子の授業

2018年12月04日 | 教育
ボウリングで数の勉強

 認知発達に遅れのある低学年の子ども達を対象に授業を行うとき,
次の3つのポイントが有効である。
・子どもを惹きつける目力
・高いテンション
・力強いほめ言葉

 しかし,その子ども達の中に,興奮しやすく,テンションが高まる
と止まらなくなるような子がいる場合は,教師のテンションの強弱を
状況に応じて付ける必要がある。

 教師がテンションを高めて場を盛り上げ,意欲を高めると同時に,
時に,静かに語り,集中を促していくという具合である。

 そして,リズムとテンポ良く,授業を進めるのである。

<授業の実際>

1.順番を決める

・黒板に表を貼っておき、決まった順に名前カードを貼りつける。

・自分のやる順番を確認する。

2.ピンを倒す

・投げる真似をしてみせる。

3.ピンの数を数える

・机に乗せながら、ピンを数えさせていく。

4.数字とのマッチングをする

・数カードを見せ、同じ数を選ばせていく。

※ 2番目に投げる人、3番目に投げる人も、
 最初に投げた人に準じて行う。

5.一番多く倒した人を確認して終了する

「具体→抽象→数字」の概念を形成する流れを、ボウリング遊びを通して
繰り返し行い学んでいかせようと考えた。この学習は、4歳前後の発達段
階にある子ども達を対象とする。

(3までの概念は3歳6ヶ月程度、5までの概念は
  4歳8ヶ月程度の精神発達年齢の課題である。)

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