思う・学ぶ・発達支援 心のケア サイト

特別支援教育の実践情報など。また,日々の喜びを見つけ、よくする手立てはないか考える、成長・教育のサイトです。

こども園での発達障害の子の理解と対応

2019年03月03日 | 教育
ある小さな規模のこども園。
・0歳から6歳が在籍。
・年長クラスは18名に保育士2名。その中に発達障害傾向の子が数名いる。

<1日の流れ>
・8時半から9時:登園。
・9時から9時半:室内自由遊び。
・9時半から10時:出欠確認・歌。
・10時から11時半:外遊び。
・11時半から13時:給食
・13時から13時半:歯磨き
・13時半から15時:お昼寝

<対象の子の様子>
・機嫌がよいと元気でよくしゃべる。
・質問に対しての解答も適切。
・情緒の不安定があり,すぐに怒り始めるところがある。
・外遊びでは,気に入らないことがあって友達の顔をたたいた。
・友だちの大事にしていた折り紙を奪って,走って,踏みつけた。
・昼寝で好きな子のそばで寝たいと泣き叫び,その子にバカ野郎,と暴言。
・お絵かきではほとんど車の絵を描いている。

<今後の関わりとして>

・先生方は非常に熱心であったが,それゆえに子どもの主体性を大切にする,
自由保育が,「子どもの要求はすべて受容し,共感的に対応する」ということ
に終始しているようだった。
・その結果,本来「しつけ」なくてはならない指導場面で葛藤,躊躇した曖昧な
様子が見られた。そこで,

①「子どもの主体性とは何か」「幼児教育で教えるべきことは何か」
 関係の保育士みんなで協議し,確認した。
②大切なことは,「(幼児教育で教えるべきことを)教えてほめる」こと。
 現状は,「具体的に教えない,叱らない」になっていることを確認した。
③友達を傷つけたり,友だちに迷惑をかけたりしたときの具体的対応を話し合った。
④医療との連携も探っていくことをお話した。

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自分を信じること

2019年03月03日 | 励み言葉/癒し言葉
アンリ・ルソー。
その生き方より学ぶこと。

人は,自分の才能を信じ切れば,
才能を超えていくことができる。
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