トラウマ,虐待のテーマの研修会に参加した。
<東日本大震災後の様子から>
・震災そのものもさることながら,その後の生活からうつを発症していくケースが多い。
→環境がいかに大事であるか。
・母親が中等度以上の抑うつにある場合,子どもの不適応が多い。
→母親の心情が,子どもの心理に深く影響する。
・地域のつながりや支えがしっかりある母親のうつ等が少ない。
→地域の安定が,母親の安定につながり,子どもの落ち着きにつながる。
・ASDでは,トラウマ反応とASD特性による不適応行動が起こる。
→どちらの傾向が強いのか,どちらもであるか,見極めることが支援のために必要。
☆環境調整なしにはケアは始まらない。
安心,安全な環境設定がまずは何よりも必要である。
<虐待>
・発達障害のように見えるが,発達障害ではない,別の状態というものがある。
→虐待により,発達障害の様相を呈する場合がある。
※杉山登志朗氏は第4の障害と言っている。
・発達障害の特性から適応がうまくいかず不適応な行動,問題行動を起こしてい
るように見えた子どもたち。
→どの子も一時保護で環境が整えられると,少しずつ適切な行動様式に戻っていった。
・世に見えない中に,最悪な状況におかれ続けた(ている)子がどれほど多いことか。
・性的虐待がどのようなもので,どれほどひどいものか,改めて衝撃を受けた。
<教育とトラウマ>
・強制的に,継続的に行われる指導は教育虐待である。
・武田信子氏(2011)が日本虐待防止学会で「子供の受忍限度を超えて勉強
させるのは『教育虐待』になる」と発表してから,取り上げられるようになる。
・橘ジュン氏(2016),古荘純一氏(2015)も著書等で取り上げている。
親や教師が,何を思い,何をしているかではなく,(熱意があっても)
子どもに不適応な行動が出ていて,それが継続していれば虐待である。
それは教育にも言えることである。
<東日本大震災後の様子から>
・震災そのものもさることながら,その後の生活からうつを発症していくケースが多い。
→環境がいかに大事であるか。
・母親が中等度以上の抑うつにある場合,子どもの不適応が多い。
→母親の心情が,子どもの心理に深く影響する。
・地域のつながりや支えがしっかりある母親のうつ等が少ない。
→地域の安定が,母親の安定につながり,子どもの落ち着きにつながる。
・ASDでは,トラウマ反応とASD特性による不適応行動が起こる。
→どちらの傾向が強いのか,どちらもであるか,見極めることが支援のために必要。
☆環境調整なしにはケアは始まらない。
安心,安全な環境設定がまずは何よりも必要である。
<虐待>
・発達障害のように見えるが,発達障害ではない,別の状態というものがある。
→虐待により,発達障害の様相を呈する場合がある。
※杉山登志朗氏は第4の障害と言っている。
・発達障害の特性から適応がうまくいかず不適応な行動,問題行動を起こしてい
るように見えた子どもたち。
→どの子も一時保護で環境が整えられると,少しずつ適切な行動様式に戻っていった。
・世に見えない中に,最悪な状況におかれ続けた(ている)子がどれほど多いことか。
・性的虐待がどのようなもので,どれほどひどいものか,改めて衝撃を受けた。
<教育とトラウマ>
・強制的に,継続的に行われる指導は教育虐待である。
・武田信子氏(2011)が日本虐待防止学会で「子供の受忍限度を超えて勉強
させるのは『教育虐待』になる」と発表してから,取り上げられるようになる。
・橘ジュン氏(2016),古荘純一氏(2015)も著書等で取り上げている。
親や教師が,何を思い,何をしているかではなく,(熱意があっても)
子どもに不適応な行動が出ていて,それが継続していれば虐待である。
それは教育にも言えることである。