思う・学ぶ・発達支援 心のケア サイト

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環境調整がとても大切

2019年03月11日 | 教育
保育園。自由な場で,お話を聞いたり,おもちゃで遊んだり,跳んだり,跳ねたり。
どこで何をするか,どんな日程になっているか,分かりづらい場が多い。
入園してくる子の中には,発達障害の特性を持った子が明らかにいる。
しかも,増えているという傾向にある。

そこでできるのは,まず環境調整である。

・全体的に広々とした空間,日程も分かりづらい状況。その日の日程が1,2,3
 という形で,分かりやすく掲示してあるだけでもよい。

・引き出しなどがたくさんあると,どこに何を入れるか明らかに分かりづらい。
 何を入れるところか,イラストや写真など必要に応じて貼ってあると分かりやすい。

・どうしても,言葉だけの指示,話が多くなってしまう。イラストや写真カード,
 指さし,身振り手振りなど入れるようにすると,視覚を頼りにしている子にとって
 分かりやすい。

・指示するときには,全体にした後に,戸惑っている子,気になる子に個別に声かけ
 や支援をしたほうがよい。そういった子は本当に分からない可能性がある。そのまま
 ほっておくと,分からない状況が積み重なり,問題行動へと移っていく。

先生も重要な「環境」と考え,分かりやすくシンプルでクリアな動き,発言を心がける。
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