思う・学ぶ・発達支援 心のケア サイト

特別支援教育の実践情報など。また,日々の喜びを見つけ、よくする手立てはないか考える、成長・教育のサイトです。

嬉しい出来事

2024年02月10日 | 出来事
毎日お昼まで寝ている子が、
今日は久しぶりに朝7時に起きて、
学校の模試を受けに出かけた。
少しでも前に進めれば嬉しい。
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意識を向けること、意識を外すこと

2024年02月10日 | 教育
意識を外すとトラブルが起きやすいです。

特別支援学校でも、特別支援学級でも、
子供たちに常に意識を向けていることが大切です。
特に、認知発達が2~3歳の児童生徒の場合です。

・やり取りが単語程度である。
・相手に対する意識が単発的で持続しない。
・音や光刺激など感覚運動の世界を好んでいる。(まだ脱しきれない)

そのような子を日常生活で見ている場合は意識をある程度は、
常に向けていないといけません。
意識を外して、他の教員と話し続けると、その子に対する意識のロックが外れて、
衝動的な行動が飛び出す場合があります。

これは、見通しを持つことの弱さを抱えていると同時に、
ひっかく、押す、落とす、投げるなどの行動で、反射的な動きを求めてしまう、
いわゆる衝動性が出てしまうためです。

人に見られている、意識が向いているというのは、
生存本能にかかわる問題なので、どんなに低い認知の場合も
それは分かるのです。

意識を外してしまい、その子が友達をひっかいてしまったら、
双方の子のご家庭に電話をしなければなりません。
また、思わぬケガにもつながりません。
意識を外してはいけません。
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