思う・学ぶ・発達支援 心のケア サイト

特別支援教育の実践情報など。また,日々の喜びを見つけ、よくする手立てはないか考える、成長・教育のサイトです。

注視活動と手先を使う自立活動

2024年02月21日 | 教育
特別支援学校の小学部で、聞かれた名詞を指さして答えられる認知発達の子。
いくつかのイラストの中から、「りんごはどれ?」「みかんはどれ?」
と聞かれて指をさすことができます。しかし、「すわるものはどれ?」
「かくものはどれ?」と聞かれると分かりません。動詞は分からないのです。
2歳くらいの認知発達の子です。

その子は、注視ができないことに気づきました。
音はよく聞いています。声がすると、「〇〇君きた」飛行機の音に「何の音?」
とすかさず聞いてきます。しかし、相手をじっと見ることができません。
目線も合わない感じです。
そして、手首が返せず、指先を起用には動かすことができません。

・大きめの筒を握って穴に入れることはできました。
・しかし、おはじきを細い穴に入れることはできません。
 おはじきは、形が平べったいので向きを変えて入れることができないのです。

・ビー玉を入れる自立活動が必要と感じました。
・最初は大きなビー玉、そして小さいビー玉。

・注視の活動も必要です。
・くるくるチャイムがぜひ欲しい。
・グーグルバーンもいいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする