読み始めてしばらく経つまで《蜂蜜と雷鳴》だと思っていた、恩田陸さんの直木賞受賞作《蜜蜂と遠雷》を読んだ。
ピアノコンクールの話で、クラシックにまったく疎い私は曲名とか聞いても曲自体は全然わからないんだけど、読んでいると演奏の情景とか感覚とかが伝わってくる。
私みたいなド素人でもすごい才能の持ち主の演奏を聴いたらわかるのかな。
その感動を味わってみたいなー。
とコンクールに興味が湧くのでした
コンクールではないけど、友達がピアニストの辻井伸行さんのYouTube見てたら感動で泣けたって言ってた。
改めて生で壮大な音楽を感じたいものだなぁ
今や、STAR WARSのオープニングで泣けちゃうからなぁ…
とりあえず、コロナでしばらくはあまり出かけられないし、クラシックのCDでも買って少し勉強しようかしら
ほんとにベートーヴェンの運命くらいしか作曲家と曲名が一致しないレベルだから
と、とにかくそんな気持ちになるくらい、上下卷で1000ページ近くあるこの小説を飽きずに読めました
文庫版の巻末に解説を書いている担当編集者の志儀さん(ご本人いわく解説ではなく「思い出」とのこと)の小説が出来上がり、直木賞受賞までのエピソードがまたグッときて、感動してしまった
恩田さんと志儀さんの関係も素敵だと