朝井リョウの小説は《何者》読んで以来の2作目。
あー…ヒリヒリと苦しい。
どこまでいっても平行線のわかり合えない感覚。
度合いはそれぞれ違うけど多くの人が持っているであろう、自己顕示欲や承認欲求。
それが強まった時の違和感。
身近な、自分にも思い当たるような微妙な感覚をリアルに描くので、少し怖く、少し苦しい。
500ページ近くある大作だけど、先が気になってどんどん読んでしまった
朝井リョウってやっぱすごい
最近思うのは、生きがいも目標もなくてもごはん食べれて暖かい布団で眠れれば、それなりに幸せで、そうやってただ生きてたっていいじゃんと。
とはいえ、私は何がしたいんだろう、何ならできるかなぁ…と考えちゃう時もあるけど