* Moty'l(モティール)の素 *

モティールとはチェコ語で“蝶”の意味です。チェコアニメが好きなのでこの名前を付けました。
 

フェルト玉ヘアゴム

2017年11月20日 | 商品紹介
フェルト玉のヘアゴムたちころんとほっこりかわいいです

戴きもの何何?この立方体。チョコにしては大きいし、
小さい最中か羊羹か…いつ食べようかな〜とわくわくして、いざ箱の中に入っていた紙を読むと…石鹸だった
炭の石鹸。
美味しいものを期待していた口と胃はちょっぴり残念だけど、高級石鹸でお肌つるつるになるかしらー
掌と書いて〈たなごころ〉と読むこの店は備長炭屋の店らしい。

《日の名残り》

2017年11月18日 | 日記
ヨガの先生にカズオ・イシグロの《日の名残り》を借りた
語り手のミスター・スティーブンスはダーリントン・ホールというお屋敷の執事なのだけど、英国ドラマの『ダウントン・アビー』を観ていた私には執事がイメージしやすかった。

『ダウントン・アビー』の執事同様、生真面目で非常に主人に忠実なおじいさん。
このキャラクターは “ 執事あるある ” なんだなーと思いながら読み進んでいった
執事というのは主人と密接ながらも立場をわきまえていて、雇人達の司令塔となり、とても誇り高いのである。
そこに並んで対等に意見が言えたりするのが女中頭。いやぁ、まったく興味深い仕事だなぁ

休暇をもらったミスター・スティーブンスが車で旅をする、上質なロードムービー(あ、映画じゃないや)。
淡々と過去を振り返り「人間じゃなくて執事です」と言いかねないような執事っぷりを披露するミスター・スティーブンスだったが、最後に一瞬見せる人間らしい様子が心に沁みましたぁ

さすがノーベル文学賞ということなのか、良い本だった
他の作品も読んでみよう

《ネルーダ 大いなる愛の逃亡》

2017年11月16日 | 日記
千葉劇場に映画を観に行った。
《ネルーダ 大いなる愛の逃亡》
チリの詩人であり、共産主義の政治家、外交官でもあったパブロ・ネルーダ。
1948年、ビデラ政権により共産党が非合法化されたため、国外逃亡を余儀なくされる。
1971年にはノーベル文学賞を受賞するというすごい人物なのだ

すごい人物なのは間違いないんだけど、そのすごさが今一歩、伝わって来なかったんだよな〜
ネルーダを追う警察はメキシコのハンサム俳優、ガエル・ガルシア・ベルナル。
でもこの映画では何だか間の抜けた役
スピード感のないルパンと銭形警部の追いかけっこのような…

ちなみに今深夜の日テレと夕方のチバテレでルパン三世が放送中。次元大介が好きなので、次元が活躍する回は「かっこいいなぁ〜、次元」としみじみ観ています。
アニメ好きの娘が将来2Dの男しか好きにならなかったら困るなぁ…と思っているけど、アラフォーにして次元に憧れている私はもっと娘の気持ちをわかってあげなきゃいけないんだわ

で、ネルーダの話に戻って。
別れた妻さえ、ネルーダを「優しい人」だと言い、みんなが危険を冒して逃亡を手伝うような人望の厚い魅力的な人だったのはわかったんだけど、心を揺さぶられるところがなかったなー。
見る人によっては「良かった」ということもありますので、あくまでこれは私個人の感想です。

しかし、単館系の映画館がどんどん減っている昨今、千葉にこういう映画館があるのは嬉しい限りです。
末長く営業してもらえるように、足繁く通いたいと思います

国立西洋美術館と谷根千散策

2017年11月15日 | 美術館・博物館・ギャラリー
国立西洋美術館に行った

この建物はフランスの建築家ル・コルビュジエのデザインで、世界遺産に登録されている。
企画展を観に行ったことはあったのだけど、常設展は初めて。
企画展の展示室は特別印象的だった覚えがないのだけど、常設展の展示室は登ってみたくなるようなところに階段があったり(でもロープで登るのが禁止ゾーンになっている)、急に吹き抜けのようなところだったりところだったり個性的なデザインで、「これが巨匠の建築かぁ」と素人ながらに思ってみた。

ロダンの《考える人》髪型が変なのー。
モネの《睡蓮》
昔、海外の美術館に行った時、館内でイーゼル立てて模写してる人がいたり、作品の前で写真撮るとかもOKでびっくりしたけど、最近日本も写真撮影結構OKなんだなぁ

上野の森美術館で開催中の《怖い絵展》。
平日なのに120分待ちの列ができててビックリ

上野界隈で【TOKYO数寄フェス2017】というアートイベントが開催されていた。
あちこちにアート作品があるようで通りがかりに発見

今回は谷根千散策なので、来年、覚えてたらぶらり散歩気分でアート散策しに来ようかなー。

有名な喫茶店は混んでいたので途中で見つけたカフェでランチ
和風カレー頼んだら…えっこれカレー
美味いんかなと恐る恐る食べたら…味薄っややカレー風味のうす味おでん…みたいな
うーん、ちとこれは美味しいとは言えませんな
友だちの頼んだビーフシチューは美味しかったんだけど
道々見つけたお店に入ったり、ギャラリー覗いたりしたけど、雨の中道に迷ったりもして調査していた店には辿り着けぬまま、谷中銀座へ。
食べ歩きの谷中銀座に来たのだから、雨だけどとりあえずメンチカツを食べ、夕焼けの見えぬ《夕焼けだんだん》を登って日暮里へ

《カフェ&レストラン 談話室 ニュートーキョー》というレトロな店で夜ごはん
昔ながらな感じゆえ、大部分が喫煙可なのがちょっと残念だけど、料理は素朴な味でゆったり落ち着けて結構気に入った