今日も朝からプレゼン資料の作成だ。
午後3時になってようやく一応完成した。
スライドは117ページになった。
取りあえず白黒で印刷した。
この後、説明文のチェックと40分に収まる様に調整しなくてはならない。
今回の講演で一番伝えたい事は東日本大震災の事だろう。
中浜小学校の奇跡の物語は災害時の避難に重要な経験になるだろう。
地震が起きて学校中の物が倒れたり移動したりした。
地震の後には津波が来る事は皆認識していた。
しかし情報が無い。
ようやくテレビのリモコンを見つけテレビを見たら、津波到達時間は10分だった。
避難指定の中学校までは20分掛かる。
そこで屋上に90名の避難を決めた。
津波は6mの防潮堤を越えて学校に押し寄せた。
津波の高さは15mにもなった。
屋上の直ぐ下まで波が来たが屋上に迄届かなかった。
この小学校が古くなって建て替える時に住民の要求で2mの土地のかさ上げを行ったのだ。
これが無かったら屋上まで水に浸かっていた。
3月の寒い時期だったが、保管していた毛布もビニールの袋に入っていて濡れなかった。
色々な運が重なって全員が無事だった。
この避難した屋上が今でもそのまま残っている。
夕方表玄関の外でガリガリ氷を砕いている音がする。
ヘルメットを被った人がやっている
音が静かになったので見たら、確かに除雪をしているが雑な仕事だ。
何のためにやっているのだろう。
2日前位からこの辺り一帯をスコップで除雪をしている。