天気も良く絶好のドライブ日和だ。
先ずは実家に行き、その後Kご夫妻を迎えにいく。
直ぐに高規格道路に入り一気に木古内まで行く。
最初に案内したのが薬師山。
ここに行く道は全く標識も無く、今まで行った事が無かったが、昨年、土方歳三ファンの方を案内した時に初めて場所が分かった。
下の様な芝桜の景色が見えるはずである。
ところがあれ〜1本も無い。
他の場所は咲いているので何故?
全く分からないまま戻った。
上ノ国まで行き須崎館跡に行く。
函館東部のひのりでアイヌの少年がマキリを注文したが、注文した物とは合わず口論になって、殺されてしまう。
起こったアイヌの酋長コシャマインが大軍を引き連れ長万部から南下し志海苔館を初め道南の12の館を次々落としたが、ここ上ノ国の花沢館は館主の蠣崎季繁だが、ここに居た武田信廣が功績を上げた。
その功績も有って秀繁の養女である安藤政季の娘を妻とした時に築いたと言われている。
次に向かったのが旧笹浪家住宅。
道内に現存する民家建築としては最古とされている。
15年くらい前土方歳三の進行した道250kmを踏破した時に寄ったので懐しい。
ここには円空の彫った仏像が3体ある。
下は阿弥陀如来。
道内最大の立像で北海道で唯一の十一面観音。
見終わって食事は道の駅もんじゅてっくい丼を注文。
以前旅人と来た時は随分並んでいたが今日は5番目くらい。
ここの待合スペースには椅子が4脚ある。
女性に席を譲られた。
もう完全に高齢者に見えるのだろう。
身の厚いヒラメの天ぷらは美味しい。
続いて勝山館を跡。
武田信廣が1473年に築城した。
何度もここには来ているので全容は知っているが、他の3人は初めて訪れた。
発掘したままの状況で残されている。
次に夷王山キャンプ場に行く。
テントは1張りだけ。
天気も良いのでここのBBQコーナーの椅子に座ってまったりする。
さらに先に進んで桜松街道に入る。
15年くらい前、この国道を通る人を楽しませようと松と桜を交互に植えた。
大分大きくなったが、桜は既に散って葉桜になっていた。
もう時間も無くなり松前の桜は見ず一気に戻る。
楽しい1日だった。