昨日の夜は暑かった。
テントを畳んで出発準備も終えた。
国道に出ると武井ノ島が見えるが、こんなに幻想的に見えたのは初めてだ。
小雨の中を自遊旅に向かってひたすら走る。
厚さ3mmの極薄いマットだが四国旅以来随分使いこなしていた。
アルミマットがつぶれない様にレザーを間に入れた。
もう一つの改善はアルミフライパンだ。
全くずれなくなったので、これで使い勝手は良くなるだろう。
半袖の下着と薄い長手のシャツのみだが汗ばむほどだった。
夜中の11時頃人の足音が直ぐ側を通って行く。
私の他にキャンプをしている人も居ないので誰だろうと思っていた。
昨日は「四万十川かたり」を半分読んだ。
何度読んでも面白い。
四万十川の名は安政5年に書かれた「幡多郡紀行」に出てきた。
それが今では四万十川と呼ばれたが、昔は渡川だった。
地元の人は渡川も捨てがたいと言うので、今はどちらの名前で読んでも良いとなっているそうだ。
4年前に四国に行ったときは源流まで行ったが、そこには渡川と書かれていた。
四万十川は清流と言われているが、日本清流のベストテンにも入っていなく川は汚れているのだ。
四国に行ったとき四万十川の川そばの石が白くなっていて綺麗だと思った。
でも人に言われ近くに言ってみたら、それは石の上に付いた水垢だった。
野村のおんちゃんの言うには四万十川は荒れるので有名な川だった。
何度も氾濫していた。
しかし荒れることにより川底が綺麗になっていたそうだ。
それが国の施策で流れをなだらかにした。
その影響で川底が洗われず汚れてきたそうだ。
朝起きたら少しの雨が降っていた。
予報は昼から小雨なのだが早まった。
テントを畳むことにする。
そこに歩いてくる人がいた。
お早うございますと挨拶した人は、民間のガードマンだった。
朝晩見回ってくれているんだ。
昨夜の人もガードマンだったんだろう。
このキャンプ場には砂防ダムがある。
夏は子供の遊び場になるようだ。
魚道も設けられている。
テントを畳んで出発準備も終えた。
ここはごみが捨てられるので便利だ。
最近はゴミ箱の無いキャンプ場が多い。
国道に出ると武井ノ島が見えるが、こんなに幻想的に見えたのは初めてだ。
小雨の中を自遊旅に向かってひたすら走る。
気温は昨日より8度も低い。
今年は気温の高低差が激しい。
自遊旅に戻ってキャンプで不便だったものの改善をする。
先ずは随分使ったアルミマットを捨てる事にする。
厚さ3mmの極薄いマットだが四国旅以来随分使いこなしていた。
でも昨日は随分薄さを感じた。
少し体が痛いくらいだった。
もう年だしもっと体に優しくしようとなり、以前購入したエアーマットにすることにした。
このエアーマットは空気の入って居ない部分に底付き感がある。
そこでマットの上に厚さ6mmのアルミマットを身長の3/4に切って調整した。
これで寝心地は数段良くなるだろう。
カブへのセットも収まりが良くなった。
アルミマットがつぶれない様にレザーを間に入れた。
もう一つの改善はアルミフライパンだ。
旅人が紹介してくれたフライパンで軽いし、焦げ付きにくいので、重宝していた。
問題はバーナーの五徳の上で滑ることだった。
調理する際にはフライパンのが落ちそうになることがある。
そこで五徳部分をカットして、フライパンの底部分の突起が入るように改善した。
全くずれなくなったので、これで使い勝手は良くなるだろう。