最高気温が15度と上がらないが天気は良い。
家にじっとしては居られない。
山菜の状況を見に西の木古内方面に向かう。
昨日は東方面で既にワラビが出ていたので、西の方はどうか調査に向かう。
バイクで走るが風は冷たい。
目的の場所に到着して、何時ものワラビが出る場所に行く。
おや。全く出ていない。
昨年の枯れたワラビが一面にある。
後1週間かな?
折角だから他の場所も探す。
出さそうな場所も見つけた。
後1週間後かなと引き上げた。
帰り道人がいた。
ここの住人の方だ。
名前は知らないが、冬にこの先にある伊勢鉢山に登ろうと来て、車を止める場所が無いので、この土地内にある家のおばあちゃんに前に車を置かして貰った。
彼のお母さんである。
その時、お母さんから毛利さんですよねと聞かれた。
何で知ってるのと聞いたら、私が江差の檜山支庁で講演をしたとき、ご夫婦で講演を聞きに来てくれた人だった。
二人は九州の鹿児島にいたが、ご主人が土方歳三ファンで、京都に移住し、さらに函館に近い釜谷に移住したのだ。
山に向かって歩き出したら男性が犬を連れて追いかけてきた。
お母さんに毛利さんが山に登るので案内しなさいと言われたそうだ。
結局頂上まで来てくれた。
それからもう6~7年経つかな。
お母さんは元気ですかと聞いたら91歳になって足は弱ったが元気ですよと言う。
それから30分位話をした。
私がスーパーカブで来たら、珍しいカブですねと言う。
彼は長男だが次男の方がバイク好きでこのカブを見たら喜ぶよと言ってくれた。
次男はセローでオフロードを走りまくって居るそうだ。
他に大型のレーサータイプのバイクもあった。
仕事が山のパトロールなので、スノーモービルが3台あった。
冬になればこの辺りの山をパトロールしている。
仕事は植林や境界線整備、山道の草刈り等にやっている。
岩部岳の登山道整備はネマガリダケが太く特殊な刃を使っているそうだ。
写真では見えないが刃が左右に少しずれている。
全て自分で研磨しているそうだ。
話が廃材になり、ここにはお父さんが経営していた牛舎がある。
もう2棟は崩壊している。
その廃材をおばあちゃんに持っていって良いよと言われたいた。
エンジンのチエンソーが無いのでまだ話は止まっていた。
今回、長男の方と話して、車に積める長さには切ってくれそうだ。
後は車で運搬すれば良い。
相当量の薪が手に入りそうだ。
彼は熊には相当会っているそうだ。
最近は超大型の熊に会ったそうだ。
300kg位ありそうらしい。
高規格道路が出来て熊の往来が出来にくくなったようで、かなり遠くのアンダーパスを通って来るそうだ。
自分の土地にも来るので畑をやりたくても出来ないそうだ。
熊の好きなのは上の写真で、インニュウドとかミョウマと呼んでいると言う。
この根が好きで掘って食べているそうだ。
調べてもこの植物は分からなかった。
取りあえず定番の天麩羅にした。
甘い香りだが食べると少しほろ苦い。
自遊旅向かいの整備工場にバイクの自賠責保険を払いに行く。
お姉さんと少し話し込む。
例のリヤカーの旅人の女性と自遊旅に行くからねと言われた。
帰りにコーヒーをくれた。
今日も終わった‼️