出発前に慌てて買ったAKGの安いイヤホンが割といい。
プレイヤーもSONYの海外用のスマホだし、これはこれでバランスがいいのかも。
KT Tunstall が耳に心地よい。彼女の歌を聞くとまたプラダを着た悪魔を見たくなってきた。もう何度も見ているが、それでもまた見たくなるのが本当にいい映画なんだろう。
今日も山登りまでずーっと寝ていたので、体も頭もフレッシュな状態で観察に臨めた。
日に日に暑さに強くなっているような気がする。機材とかズボンが熱くて触れない状態になっても体は元気だ。集中力も持続する。
でも、もっと元気なのはタイの人々。
船でも山でも延々おしゃべりして盛り上がっている。休憩もほとんど取らない。
しーんとなることがほとんどなく、いつもどこかで笑い声。そんな状態。
明るく元気に楽しくやれるのはすごくいいことなのだが、休みなく話をされると正直少し疲れる。それもほとんど意味のとれない言語なので、雑談かどうかすら分からない。
仕事をするときはできるだけ静かで集中できる環境で、という価値観の自分はやはり日本人なんだろうか。
それとも静かにゆっくりできる時間が日常の中にも必要だと思う自分の性格だろうか。
いずれにせよ、日本の無駄に静かな空気がどことなく恋しくなった一日だった。
静かすぎるとそれはそれでまた疲れるのかもしれないが。。
次は逆に寡黙な人達がいる国へ行ってみたい。チェコとかフィンランドとか。
イタリア人10人が話すとチェコ人1000人分ぐらいの威力があるという話もある。
今日のタイ人の様子を見ていると、あながち大げさでもないような気がしてきた。
Q.E.D.
頂上からの眺め