読んでいて、文章というか文体というか、小説のリズムに違和感を憶えました。
何というか、いわゆるまどろっこしい感じ。
でも後書きで、この小説が書かれた年代を知ったら驚きました。あらまあそんなに昔(一九六九年)の本だったのね。でもストーリーもプロットも、まったく色あせしていません。
むしろ今流行りのミステリーに近いタイプの小説です。
驚かされるのはオーストラリアの女性作家の作品ということ。本国よりもアメリカの方が有名みたいです。
後書きにも書いてあるけれど、当時こういったサスペンスミステリーはあんまり売れなかったらしいです。
突然の発作で寝たきりになった老人が、周りには死んだように思われているけど、実はちゃんとした思考を持っている老婦人が、壁の隙間から聞こえてくる殺人計画を知ってしまい、なんとかしてそれを誰かに知らせようとする、というお話。
わりとお奨めです。
何というか、いわゆるまどろっこしい感じ。
でも後書きで、この小説が書かれた年代を知ったら驚きました。あらまあそんなに昔(一九六九年)の本だったのね。でもストーリーもプロットも、まったく色あせしていません。
むしろ今流行りのミステリーに近いタイプの小説です。
驚かされるのはオーストラリアの女性作家の作品ということ。本国よりもアメリカの方が有名みたいです。
後書きにも書いてあるけれど、当時こういったサスペンスミステリーはあんまり売れなかったらしいです。
突然の発作で寝たきりになった老人が、周りには死んだように思われているけど、実はちゃんとした思考を持っている老婦人が、壁の隙間から聞こえてくる殺人計画を知ってしまい、なんとかしてそれを誰かに知らせようとする、というお話。
わりとお奨めです。