今夜のＮＨＫ

スペシャル「戦場　心の傷……」は、面白かったです。
いや、本当に傷ついている兵隊さんには申し訳ないのですが、考えさせられる内容でした。

昔は、自分の意志で武器を行使した兵隊さんですが――第２次大戦の頃の、発砲率は２５％くらいだったそうです――ほとんどの兵隊さんが、人を殺すのを嫌がっていたのですね。

それを、訓練で反射的に撃つようにした結果、現在のイラクでは、発砲率は、ほぼ１００％になっているそうです。
ほとんどの兵隊さんが、意志に関係なく、人を殺しているワケですね。

その結果、増えているのが、帰還した後、ＰＴＳＤで苦しむ元兵士、というわけです。
アメリカでは、ある意味、社会問題になっているようです。

女性兵士も例外ではなく、明日のスペシャルでは、それを特集するようです。
――２２時から、「ママはイラクへ行った」です。

今日の放送でも、海兵隊の新兵キャンプを映していましたが、思いのほか大勢の女性兵士がいました。

もう、戦争ごっこは、男の子の専売特許じゃ無くなっているんですね。
遠い昔、スタローンが演じた「ランボー」は、今でも悪夢のようにはびこっている、そんなお話でした。