アル中雀の二枚舌

アル中、ヘビースモーカー、メタボで脂肪肝、おまけにトドメの脳出血&片麻痺──現在、絶賛断酒中。そんな中年男の独り言

てんこ飯

2013年04月10日 21時16分06秒 | 病棟
病院で最初に驚かされたのは、ご飯の量です。
私はとりあえず、行きつけの病院で紹介状を書いてもらって、ちょっとどんな所か見に行こう。って感じで行ったら、そのまま入院になってしまったのですが……
ちょうどお昼時に行ったら――お昼ありますから、って出された――今考えると、何やらハメられた感がありますが。
ご飯の量は最初230gでした。これは各自のトレーに名札が乗っていてご飯の量が書いてあるので明快です。
最初の日に量はどうですか、と聞かれたので、普段食べる量の倍くらいある。と答えたのですが、減りませんでした。
それどころか、数日後、食事の後で、美味しいですか? と聞かれたので――まさか、不味いとは言えないし、まあ病院食としてはマシかな、と思っていたので――ええ。と答えたら、次の食事から260gに増量しました。
ちなみに退院してからネットで調べたら「すき家」の大盛りがご飯260gだそうです。
まあ、これが食えるかどうかを見るのも治療のひとつなのでしょう。
おかずは何というか、まあこれがおかずなんだな、と思う程度のものです。辛かったのは、漬物とかの塩気が少ないこと。
退院間近に食った白身魚の塩焼きの皮に付いていた塩の美味しかったこと……
私もですが、皆さんフリカケを持参して、黙々と詰め込んでおりました。
オススメです。混ぜるわかめ。適度に塩気もあるし、繊維も摂れるし。ご近所じゃ百均で売ってます。梅じそ味がお気に入りです。
そんな病院飯ですが、元旦の晩飯だけは豪華でした。何やら折り詰めでおかずもてんこ盛り。エビやらカモやら、こんな食事が続くんなら、しばらく居続けてもいいかな、って感じでした、ま一夜の幻でしたが……こんな食事を続けたら、病院が潰れる、てか。
いやホント、もう少し飯がマシなら、あと一ヶ月くらい居ても良かったかな、という感じです。
最初の一ヶ月はしっかりと軟禁されたので――近くにコンビニもスーパーもあるので、お酒買いたい放題ですから――無理でしたが、残りの一ヶ月はちょくちょく外出して買い食いしておりました。お酒を止めると甘いモノが欲しくなるんですよ。
でも今思えば、一番欲していたのは、塩分だったのかもしれませんね。外出の度に、ラーメン喰ってましたから。
でも、甘いものは止められない。いまだにチョコレートやら大福やら食ってます。確実に太りました。体重計が怖い。